パピ子 2013-10-26 20:03:44 |
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(ミカサ)
っ……エレンッ……本当に、ありがとう…。宝物にする…。
(小さく呟かれた言葉でも、エレンの言葉なら聞き漏らす事など無い。その小さな呟きが耳に入れば、再びあふれてくる涙と、こちらも熱くなる顔。両手でそっと優しくハートを包みつつ、相手に歩み寄れば顔を見上げて。口元に再び小さく笑みを浮かべたなら「…ありがとう、エレン。」再度礼を述べて)
(エレン)
……あ、あぁ。……誕生日、おめでとう、ミカサ。
(再び泣き出した相手、相手も顔が赤くなっているように見えるのは、自惚れだろうか。オーバーなんだよ、なんて思いつつ、こんなに喜んでもらえて悪い気はしない。相手が歩み寄ってくれば、こちらを見上げた相手の笑顔に再び心臓がドクンと高鳴って。涙で潤んだ頬、柔らかい笑顔、整った顔、美しい黒髪。すべてが月光に照らされ、己の顔がみるみるうちに熱くなっていくのを感じる。だが、今日くらいは素直に。はぁ、熱くなった体温を下げるかのように大きく息を吐けば、ぎこちなく笑みを浮かべつつ、もう一度祝福の言葉を。)
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