パピ子 2013-10-26 20:03:44 |
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(ミカサ)
こんな時間に、どうしたのエレン…。
(今日は何かあったのだろうか。エレンは何か妙にそわそわしているし、ジャンはいつも以上に視界の端にチョロチョロしているし、アルミンはニコニコしているし。そんな中、エレンに連れてこられたのは夜、皆が布団に入る時間。夜の冷気に思わず口元をマフラーで隠しつつ、エレンが誘ってくれたという喜びで胸躍らせながらも問いかけて)
(エレン)
あぁ、悪いなこんな時間に連れ出して…。…ミカサ、今日、何の日か覚えてるか?
(今日は天気が良い。雲は無く、月と星の光であたりは照らされていて相手の顔もよく見える。まあ、そのせいで気恥ずかしい気もするのだが。照れくさそうに頭をかきつつ、キョトンとしている相手の問いには、問いを返して。こいつの事だから忘れてんだろーな、そう思いつつ、ポケットに突っ込んだ右手の中にある物を握りしめて)
(ミカサ)
今日?……………。……ごめん、私には分からない…。
(どこか様子のおかしい相手、何かあったのかと思い返答を待っていれば、帰ってきたのはむしろこちらに問いかけるような言葉。その問いに更に戸惑いを見せつつ思考、思考、思考。数秒考え、今日あった事を思い返してみるも、先ほど述べた三人の様子がおかしかった事しか思い出せず。申し訳なさそうに眉を下げ、視線を地面に落としながら「もしかして、何か大事な日…」恐る恐る呟いて)
(エレン)
やっぱりか。……んじゃ、ちょっと目つぶってろ。
(己の問いにはやはりというべきか首を振る相手。申し訳なさそうな表情をする相手、そんな表情をさせたかったわけではないというのに。どうしたものか、暫く思考すれば相手に近づき「ちょっと寒いけど、少しだけ我慢してろ」なんて言いつつマフラーを取り、目を瞑るように指示して)
(ミカサ)
え?……わ、分かった…エレンが言うなら…。
(分からない、その答えに、エレンは困ったような表情。エレンを困らせてしまった、どうしよう。何の日か思い出さなくては。必死に思考を巡らせていれば、急に近づいてきた相手に思わずビクと肩を震わせて。何かと思えば、首筋に感じる冷気と目の前には己の赤いマフラー。一瞬不安になるも、それがエレンの手元に渡ったとわかればホッと息をつき、相手の指示に従い目を閉じて。エレンの事だから、殴ったりなんて事はないだろうけど…。一体何をされるというのか、若干不安に思いつつ固く目を閉じて拳を握り)
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