如月伸太郎 2013-10-17 18:28:53 |
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セ、ト…っ?(不意に聞こえた相手の声。その声を頼りにリビングへと向かう。…お願いだ、居てくれ。ただそう願う事しか出来ず、暗い中キョロキョロと辺りを見渡す。「セト、何処だよっ…また1人になってしまうのかよっ」と呼び掛ける。らしくない、なんでそんな事今考えている余裕なんてない。その場に立ち尽くしたままただ息を荒げる一方。あぁ、これじゃ内緒にしておくどころか、すぐ見つかるな。気持ちに余裕があったらきっとこんな事思っていただろう。生憎、電気の場所を覚えていないため、その場に立ち尽くすことしか出来ないのだ。)
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