…俺も好きだよ、馬鹿。(狡い。最後の最後でまたこうして自分を照れさせるのだから。ふぃ、と顔を逸らしてしまえば一歩前を歩いて。「あと300m?え、俺歩けてる。」と驚きを隠せない様子で答えて。あんなに高い山だと思っていたが相手と話しているうちにもうこんな上まで来ていたのか、なんて思えば気分が上がってきたのか「なぁ、動物とかいるのか?」なんて聞いてみて。←)