~ >22 百々瀬 ──またぼーっとしてたわけな。(自分の予想を遥かに上回る彼女の答えに苦笑しつつも「着替えてくるわ、また後でな。」と男子更衣室へ着替えに行く。自分が居なくなってからもまた彼女はぼーっと休憩時間を過ごすのだろうか。そんなことを考えながら着替えを終えてまたあの休憩室に戻り今度は彼女の死角から観察しつつ自分のシフトの時間まで暫く眺めていた。)