黄瀬涼太 2013-10-13 17:11:17 |
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…怪我してなくてよかった(己の些細な一言で傷つけてしまっただろうか。只単に年頃の男子高校生だし恋愛話に興味があるだけだろうなと安易に捉えてしまい、相手がコップを倒し手にぶつかった事から己の話なんかより怪我をしていないかが心配で。小さな怪我でもバスケをする手だから支障があったらと相手より幾分過剰に反応してしまい。何をそんなに焦っていたのだろうかと理由を脳裏で考えつつ、どうも素っ気ない言い方をする相手に己の話がよっぽど聞きたかったのか、と少しずれた事を思ったり。手をひらりと大丈夫である事を証明する動作を見れば、はぁと安堵の溜息を零し、上記を述べ。「え…チャンス…じゃないのか?というか…涼太の好きな人ってモデルの先輩とかなのか?」なんでこのタイミング。ついもしかして…とか淡い期待を抱いてしまったではないか。相手が己の事を好きとか、天と地がひっくり返ってもあり得ない事。好かれてるとは思うけれど、ある訳無い何度も何度も心の中で呪文の様に繰り返し。本当は相手の好きな人が誰かなんて聞くつもりは無かった。けれど珍しく視線が泳ぎ動揺を見せれば、つい口を滑らせ余計な事を質問してしまい)
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