主。 2013-10-12 11:20:26 |
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うっせぇです(態となのかぎこちない敬語を使えばべぇ、と舌を出して。相手が読者をしている姿を見た時に率直に"似合っている"と思ったのを覚えている。「"君を苦しめるくらいならこの想いは封印する"。俺の好きな場面」本の事になると饒舌になるのか何時もより口数が増えて、更にその表情は柔らかく何処か違う雰囲気を感じさせるもので。ふと本から目を離しては相手の緩んだ表情が目に入り「..何笑ってんの」と喋り過ぎた事が恥ずかしくなったのか、指で頬を掻いては瞳を伏せて。いきなり相手の大きな手が髪に触れた事に驚くも、何かを言う間も無く撫で回されては「っ、やめ..っ」と己の頭を撫で回している手を掴んでは少し鋭い目付きで相手を睨むも、その頬はほんのりと朱色に染まっており唯照れただけなのだと言う事がばればれで。ふと辺りを見渡せば、1番奥の席に座っているせいもあるのだろえが、己と隣の国語教師以外は殆ど人が居ない状態になっていて、窓から射す光も少しオレンジ色に染まってきており。本を借りる事を思い出せば机の上に置いていた本を手に取り真面目そうな女子生徒がいるカウンターまで行き、貸し出しの作業を済ませれば「ありがとう」と軽くお礼を言い席に戻り。窓から射し込む光が相手の横顔を照らしていて、其れに何故か見惚れてしまえば「..な、先生」と無意識の内に言葉がこぼれており
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