ヌシ 2013-10-08 00:40:47 |
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>榊原先輩
す、すいませ…可笑しくて笑ったとか、そういうのじゃなく…て…。
(自分の何となくの感情が相手の癪に触ってしまったかと慌てて言葉を付け加えると僅かに眉を下げて。消毒もそれほど時間が掛からず済み軽くティッシュで余分な消毒液を吸いとってから丁寧に絆創膏を貼り付けると差し出してもらっていた相手の手を本人の膝元にそっと戻し。「…手当て、終わりです。その…あんまり怪我しないよう、気を付けて下さい、ね…?」と一言呟くとすっとその場から立ち上がり。)
>学園長
…それでも、お仕事サボっちゃだめ、ですよ…?…その、迷惑じゃなければ…時々、お茶とお菓子、差し入れに行きますから、ね…?
(自身のブローチを何処か楽しげに弄っている相手の手をその物ごと包み込むように優しく自分の両手のひらで握ると少しだけ困ったように眉を下げながら何とも弱々しい注意を述べて。自分も彼女の助けをたとえそれが微力でもしてやりたいと思ったのか、差し入れの約束を申し出ると緩く首を傾げて。)
>八雲先輩
…ッ、あ…の…だ、大丈夫、ですか…?
(授業で使った資料類の片付けを頼まれ両手いっぱいの紙筒状の資料を抱えたままぱたぱたと廊下を小走りで移動していれば不意に傍で何かと何かがぶつかったような鈍い音が聞こえ。廊下の曲がり角の陰からそっとそちらを除き見ると頭をぶつけたらしい少女が奇行に走る姿が。正直可笑しいというより怖いのだが怪我人かも知れない少女を見過ごすことも出来ず、かたかたと体を震わせながらそっと声を掛けて。)
>竜宮先輩
ッそ、そんな…かえって悪い、気が…。
(自分はただ自らが出来ることをこなしただけだったのにそれに対しての礼を受け取るなど何だか申し訳なくて、ふるふると首を振りながら三つ編みの毛先をぎゅっと握って。しかし少ししてから「…でも…もし、ご迷惑じゃなければ…。こ、今度お会いした時にでも…ひとつ、私のお願い、聞いてもらえません、か…?」などと図々しくも交渉を持ち掛けてみれば髪の毛を握り締めたままそっと相手の方を見上げてみて。)
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