パラダイス総支配人. 2013-10-06 11:08:30 |
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>支配人
………… ?
(双眸を閉じて無心を心掛けていれば久しぶりに聞こえた道端で一番会いたく無い奴の声。思わず腹が減った事も忘れて路地からこっそり声のする方を覗いた。己の双眸に写ったのはやはり奴である、毎回乍思うのだが何故奴は大抵おぶられているのだろうか。小さく舌打ちし奴の背中を眺めては後をつける事にした、何かいい情報が得られるかもしれないだなんて浅はかな期待を胸に。本当は奴には余り関わりたく無いのだが此も主人の為だと思えば喜んで出来た。しかし奴の後をつけるのはかなり難しい試練である、出来るだけ湧き出る殺気を抑えて後をつける。結構な距離はあるものの、バレる可能性も踏まえて眸をギラつかせ、)
( 有り難う御座いますっ! ではではドロンッ )
>䈎元
__………… テメェ、嘗めてんのかよ 。
(誰が来たのかと思えば見知った男、鋭い眸で睨み付ける様顔を上げれば相手は整った顔立ちで笑みを浮かべていた。敵とは思えない程人当たりの良い笑み、此の笑みの裏には何が有るのだろうかと考える岳で寒気がする。若しくは何も考えていないのかもしれない、それはそれで腹ただしい物だ。掛けられた言葉には何か裏がある気がして低い声で返事を返す。それにもし裏が無いとしても敵に仮を作る訳にはいかない、とりあえず今此処で乱闘する訳にもいかないし出来れば早く己の前から消えてほしい。……其にしても彼は何を考えて居るのだろうか、敵と一緒に飯を食おうだなんて全く思考が読めない。何と無く主人を連想させる何かを持つ相手に知らず知らず苦手意識を覚えていた。)
( 絡み有り難う御座います! 宜しくお願い致しますっ、)
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