主 2013-10-04 13:11:36 |
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>ヴィンス
(舗装されていない土の地面を踏み締めながら歩くこと数分、うっすらと額に滲む汗に苛立ちを覚えて一度立ち止まり。あれから休まずに歩き続けたが出口らしきものは一切見当たらずに疲労が溜まる一方で、このまま歩き続けても無駄だろうと思い近くの木の根に腰を下ろす。静かな森の中に一人というのは心細く、ぎゅっと鞄を抱き締めるとソレに顔を埋め。_それからどの位の時間が経ったのだろう。時間の感覚も朧げになる程疲れきっていたのか、はたまた深い眠りについていたのかぼんやりと覚醒しきっていない頭で辺りを見回せば何やら話し声が聞こえる。"あれは夢?"と淡い期待を抱き立ち上がるといきなり目と鼻の先に現れた毒々しい色をした…猫?__相手は己の顔を覗き込み、唐突な質問を己に投げ掛ける。馬鹿にするような声音にムッと眉間に皺を寄せれば「アンタこそ誰よ。」と強気な視線を投げ掛け)
(/出遅れたっ;有り難う御座います!)
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