黒猫とﾅﾏｹﾓﾉ nl)

ッ、…！…そういうこと、何でいきなり言うかなあ…っ！
(さすがにそろそろ眠たいな、なんて思いながら窓から見える夜の暗い風景をバックにハンドルを握る相手をぼんやりと見つめていた矢先、予期せぬタイミングでの愛の言葉に一瞬反応が遅れるものの一気にぶわわっと顔を真っ赤に染め上げるとパーカーの長い袖で顔を隠しながらか細い声で呟いて。耐えかねたように寝返りを打ち相手とは反対の自分側の窓の方を見るようにして体勢を変えると熱を持った頬に両手を当てながら深く溜め息。惚れた方が負けとはよく言ったもので、自分はどれだけ日々愛を振り撒いていても彼が靡いているようにはあまり見えないにも関わらず自分はたった一言の愛の言葉で撃沈してしまう。ずるい、なんて言葉が頭に浮かぶ中不意に掛かった彼からの質問に、今はそれどころではないとばかりに「…お母さんはいつも夜勤で居ないよ。お父さんも仕事柄出張ばっかだから…二人ともそんなに心配してない。昔からだし。」などと必要最低限を端的に話すともうふて寝してしまうつもりなのか瞳をぎゅっと閉じて。)
(/わあああっ！長々とお待たせしてしまいすみません！
前回のやりとりから二週間程用事などで忙しく、それが片付いた後こちらに顔出ししようとは思ったのですが…。なんといいますか、二週間も無断で消えたことで主様ももう愛想尽かして他のところに行かれたんじゃ、などと考えてしまい中々レスが返せませんでした。
長々と言い訳ばかりすみません！次からは長期空ける際はきちんと申し出るように努力致しますので、どうかこれからもお付き合い下さいませ。)