語り手 2013-09-29 20:27:33 |
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(窓から差し込む雷の光は薄暗い小屋の雰囲気を一層不気味にさせる。何故だか此の小屋には入ってはいけない気がする、と思った時には既に遅く此方へと歩み始める彼。恐怖を感じれば逃げ出すのが人間の本能で。警戒心を剥き出しに1歩後退れば「そう..ですか。貴方も雨宿り?」何故此処に居るのだろう。純粋な疑問から上記を問い掛ける。扉を閉めたのは雨が入らぬ様にという気遣いだろうか、其れとも、と思考を巡らせていると突然触れる指に目を見開く。暗い為彼の表情は読み取れない。綺麗な黒髪の奥から覗く怪しい瞳を目が合い、何処か恐怖を感じる。外では雷が鳴り響きかろうじて聞き取れたのは"おいで"の一言。此処で今直ぐ逃げ出してもいいのだが窓へと視線を移しては生憎の大雨。大丈夫、何も起こらない、と自分に言い聞かせゆっくりと彼の後を追い。)
(/亀レスで申し訳無いです..。此方こそ!本体ドロンしますね。)
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