Laz. 2013-09-28 03:51:44 |
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ドアを開けると、丁寧な装飾に相応しい落ち着いた内装で整えられたバーがある。
色とりどりのボトルや小物が並べられたバーカウンターと、小さなテーブル席が複数。
店の奥には屋外席もあるようで、ウッドデッキの先に果てしない草原が広がっているのが見える。
入り口横に建てられた看板には、ケーキやサンドイッチといったカフェメニューが並んでいる。
「当店は様々なメニューを取り扱うカフェバーとなっております。
ご注文はカウンター内の店員までお申し付け下さい。
料金は頂きません。ごゆっくりどうぞ。」
看板の案内を読んでカウンターに目をやると、制服に身を包んだバーテンダーの姿が<見えない>
不思議な事に制服だけが宙に浮いていて、のんびりとグラスを磨いている。
カウンターの上に名札のような小さな札が立てられている。
「透明人間のバーマンは無口ですが、気さくでとても親切です。」
宙に浮いた布がひらひらと振られている。挨拶のつもりなのだろう。
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ウッドデッキの方へ行くと、その端にまた看板が立てられている。
「残念ながら、どこまで行ってもただの草原。
お帰りは保障しませんのであしからず。」
警告するように、草原へと続く階段の真ん中に置かれた看板。
その先を見渡してみるが、広がる地平線はどこまでも平坦で木々の一つすら見えない。
外に出て遊ぶくらいなら充分だが、ここからバーを離れるのはやめた方がいいだろう。
最初に入って来たドアに目をやると、表にあった銀色のプレートと同じものがついている。
「お帰りは一方通行。またのご来店をお待ちしております。」
そのままドアを開いて店を出ると、最初に入ってきた場所と全く同じ場所に戻ってきた。
振り返ると、そこにあるのはあの洒落たドアではなくなっていた。
...
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>■NPC:バーマン■
バーテンダーの服を着た透明人間です。注文されれば大抵のものは提供します。
但し一般のバーやカフェに無いメニュー(カレーなど)を注文されると困るようです。
通常の人間であれば声や姿を認識することは不可能ですが、そうでなければ……?
>★NPCの扱いについて
注文の受け答えなどは各自でご自由に設定してください。
但し [NPCも主が設定したキャラクターの一人] ですから、過度の無茶振りはご遠慮下さい。
>■キーアイテム:銀色の鍵■
持ち手の部分に番号(シリアルナンバー)が刻まれている小さな銀色の鍵。
鍵穴に挿して回せばどのドアからでも、カフェバー「箱庭(ガーデン)」に行くことができる。
特に理由なくともバーマンに申し付ければ簡単に受け取る事ができる。
(ナンバーは気持ち程度の機能です。お好きな番号をお取り下さい。)
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