いっ、…ふ、副長っ (落ちた破片を拾おうと手を伸ばすが指先にとおった刺激に思わず手を引っ込め。右手の人差し指には赤い切れ目があり、そこからは血が流れ。そのとき勢いよく開いた扉の先には慕う人がおり、とっさに人差し指を隠す