永宮 京 2013-08-30 17:31:20 |
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え?、でも…、
(どうやら相手は己の視線の先に気付いたらしく。突然話し掛けられれば驚きから肩をピクリと微かに揺らす。己の考えている事が視線だけで分かるなんて流石あれだけの内容の小説を書く人だ。なんて相手の思考回路と理解力が少し恐れを感じてしまっていて。"見ても構わない"と言われたものの、流石に本人よりも先にというか、勝手に開けてしまうのは気が引ける。でも中身が気になるのは事実であり。相手の落ち着いた様子から見て中身は隠す程の物ではないと察するが、やはり気が引けるのには変わりない。聞くのが一番手っ取り早いだろうと考えれば少し遠慮気味ではあるものの「_中身何なんですか?、」と相手に視線を送りつつ率直に尋ねてみて。再度ダンボールに視線を落とすと、送り主の住所の所に出版社の名前が書いてあるのに今更気付く。_もしかして中身は本?、なんてこういう時に限って勘は鋭く。出版社からという事は先生の著書であろうというところまで考えは至っていて。先生の本を読んできたファンである己にとって、それはもっと核心に迫りたいところであり、自然と期待感も高まっていて。)
( / すいません、遅くなりました!!;、
ダンボール、ダンボールうるさいですけど ←
許して下さい。/ 笑、)
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