おもさん。 2013-08-23 16:22:43 |
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( 帰りのHRが終わると、帰る準備を始めて。此からどうしようか。家に真っ直ぐかえるか。それとも何処かに寄って帰ろうか。頭の中でそんなことを考えながら マイペースにゆっくりと準備を進めて。散々悩んだ結果、少し学校に残ることにした。学校に残っていても特にやることはないが図書室にでも行って今日の数学の時間に出された課題でもやろう。何故か家ではやる気が起こらなくなる。だから学校で終わらせてしまおう、と思って。帰る準備を終えると がたり と椅子の音を少し静かになった教室に響かせながら立ち上がり。教室にはまだ数人残っている。高校に入る前までは放課後に残って友達と話したり何処かに遊びに行くのが憧れだった。でもその憧れは一生叶うことはないだろう。友達も差ほど居ない己にとっては夢のまた夢のことであろう。_そして、教室を後にすると、静かな廊下に足音を響かせながら違う校舎の3階にある図書室へ向かって。暫くすると図書室へ辿り着いた。扉をガラリと開けると珍しく誰も居ない。いつもは数人がちらほらと座っているのに今日は見事に誰もいない。まあ、誰もいない方が此方も嬉しい。奥の席に座ると数学のプリントと筆箱を鞄から取り出して早速取り掛かり。)
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