トピ主 2013-08-13 20:56:15 |
通報 |
(まだ昨日の出来事が信じられないまま今日の授業が終わった。自宅に帰っても兄が居ないと思うと足がなかなか前へ進まず。勿論学校での話題は己の兄に向いていた。人気者がいなくなるとこんなにも騒ぐのか、そう思いながらクラスメイトの質問攻めから逃げるように教室を出て。そういえばアイツはあれからへこんだりしていないだろうか、まだ落ち込んでいるのではないか、そんな考えを頭に浮かばせる。そう考え始めると妙に心配になってきて校門で待つことにして。10分ほど待った頃に見知った相手の姿が目に入り。見えたといっても肝心の表情が見えない。あちらも自分に気がついていた様子でいたので「…っ乃埜!」とどこか心配気な声で相手の名前を言い。
トピック検索 |