トピ主 2013-08-13 20:56:15 |
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兄貴… っ、何でだよ…
(いつも通りの昼間になるはずだった。病院からの一本の電話はとても信じられないもので。急いで向かった病院のベッドで横たわっているのは自分の兄で。勿論自分にも過酷な現実だが、兄の恋人のアイツがこの事を知ればどんな顔をするのだろうか、そう考えながら携帯の電話帳を開き。携帯越しだがハッキリと分かる彼女の泣き声に己も口を噛みしめ。アイツが病院の部屋に入ってくるなり固まり、理解できない様子で。自分にも理解しがたい事態のため何も言えずにいて。涙を浮かべた目で此方を振り向く相手は自分の顔を見てまた涙をこぼす。「…っ乃埜…-」自分だって嘘だと思いたい、そんな感情で彼女を見ると此方も涙が溢れだしそうになり。涙をこぼすまいとぐっと手に力を込めて。
(素敵ロルに絡ませて頂きました!)
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