さすらいの旅人さん 2013-08-05 23:43:39 |
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時代背景 :
人々は常に自分とは違う存在を忌み嫌う。
時代に例外は無く、いつの時代に置いても。
その忌み嫌われる存在に、吸血鬼は含まれるのだった。
人魚は優遇されることが多いが、人狼や吸血鬼、鬼などは
皆そろって嫌われるのだ
ある山の奥、その館には吸血鬼が住まうという。
ただ住まうだけならば良いのだが、その吸血鬼をハントしようと
向かった多くの人間が帰らぬ人となっていた。
人々はいつしかその山にすら立ち入らぬようになり、館に住まう
吸血鬼には多額の賞金がかけられる。それをハントするべく人は
脚を運び、そして二度と帰らなくなるのだった
A.D. 2005年。
厚い雲に覆われた夜、ただ吸血鬼の微笑みが、そこにあった...
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