嫌いだ(泳ぐことが出来ない変わりの筋トレなど無論嫌な訳で、ムゥっとなり眉間に皺寄せ述べ。それ以前に晴れたらどれだけいいだろうと内心神頼みをし。突然何を思ったのか口元に薄い微笑みを浮かべ「海は好きだ」真っ直ぐ思ったことを柔らかに言い。青く果てしなく広い水、そこに飛び込み泳ぐ自分、現状は湿気でジメジメとしているが頭で想像を膨らませハッと現実に戻った時には泳げないことにますますいじけ。