主 2013-07-20 19:46:50 |
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...嘘等付いてどうするのですか、
( 本当かと真偽を伺う彼。キラキラと降り注ぐ星は海面に反射しまるで銀河にでも居るかの様に錯覚を起こさせる。クスリ、と彼女の唇が小さく弧を描く。何処か可笑しそうに微笑む彼女は小首を傾げながら上記を述べる。彼が此方に近づいて来るのが分かるも己はその場からは動かず只彼を見据える。月明かりが彼の赤み掛った綺麗な髪を照らす。淡い光はスポットライトの様に徐々に彼を照らし出す。優しく、柔かく微笑む彼が瞳に映れば亦、己の頬は熱を持った様にほんのりと色気づく。「...得体の知れない..、私でもそう思いますか..? こんな姿の私でも、貴方は話したいと..、思いますか、?」己に近づく彼を見据えながら、問い掛ける様に言葉を放つ。種族の違い等気にしないと述べる彼。其の言葉は温かく己にとっては嬉しい言葉だ。だが、やはり少しでも疑ってしまう己が未だ心の隅に住み着いている。赤紫色の瞳が揺らぐ。海から覗く己の尾ヒレを見据えながら、述べるその言葉は何処か震えていて。 )
( / 此方こそ遅れてしまい申し訳ありません...! 改めまして、宜しくお願いします!、 )
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