ヌシヌシ 2013-07-18 22:32:03 |
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..私もご一緒して宜しいでしょうか。王子様?
( 踊り終えるタイミングを見計らって彼に近づく。ワイングラスをテーブルに置いて、彼の背後に立つ。小さく呟かれた言葉は、はっきりと耳に残った。然し特に何を想う訳でもなく、くす、と双眸を細めて口許を緩める――所謂"作り笑い"とやらを顔面に張り付けて、ゆっくりと話し掛ける。別に此の表情が苦だとは思わない。「私もこういう場所は、あまり得意ではなくて。」半分本音。少しばかり肩を竦めて、苦笑を零す。抜け出したい、という願望も胸の何処かに有るかもしれない。上手く一人だけ抜け出せたかもしれない。だが、今優先すべき事は次期国王に近寄る事。自然な笑みを貼り付けた侭、ぼんやりと故郷を頭に浮かべた。 )
( テンション高いですね御願いしまああぁry! 素敵な御返事有難う御座います、此方としても返し易くて助かりました。 少々腹の黒い姫になるかもしれませんが宜しくお願い致しますね。←
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