っ、…ハァ (合間に途切れ途切れ、と軽い吐息を吐くと自分の名を呼ぼうとする相手が可愛らしくて仕方がない。だが、今は甘やかせるほど余裕が無い。普段は人目を気にして滅多にすることがないキス。何かに止められる前に堪能しなくては…。と優しくも彼を求めるキスは止まらずただただ、唇を交わしている。この瞬間は二人だけだ、という理論に打ち勝てず近づく相手に笑みを溢す。