麓山 瑞希 2013-06-29 23:32:44 |
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(普段通り図書館で1番日当たりの良い場所に陣取り、何時間か安眠を貪った後に徐に顔を上げ。机に突っ伏し顔を圧迫しながら寝ていた上に自前の近眼も相まって、周囲に何があるか見えない程ボンヤリとした視界の中でゆっくりと己を覚醒させ。やがてこれ又緩慢な仕草で近くの眼鏡を手に取り着用すれば、のっそりと立ち上がり、欠伸を噛み殺しながら小説コーナーへと足を向け。自分のお気に入りの作者の所に新刊が入っているのを見つければ、彼にしては素早い動作でそれを手に取り最初から読み始め。普段の彼の動作とは裏腹に本を読むスピードは驚くほど早く、本の世界に没頭してひたすらに読み耽り。
((いえ、此方こそ有難う御座います!
了解です!
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