ヌシ 2013-06-16 23:54:47 |
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>如月
…どーいて。
(校内に色めき立つ生徒たちの声が飛び交う。授業という呪縛から解け、放課後になったとたんこれだ。小さく溜息を洩らせば、青春真っ只中と公表しているように浮ついている男女を横目にかき分けながら歩みを進める。何処か嫌悪感を抱いているのは別に僻んでいる訳では無い、無論寝不足のせいだ。……多分。そして何時ものように薬品を抱えながら、四方八方に目を配っているのは他でも無い、手を貸してくれる生徒を探求しているからである。しかし己の思惑を察知したのだろう、生徒たちがそそくさに場を離れて行く中----、狙いを定めた。「如月。」なんて餌食となった生徒の名を呼びあげれば、悪巧みが見え隠れする笑みを浮かべながら手招きを、/←)
( / どーも。早速絡ませて頂きましたっ! / 変な絡みになっちゃいましたが、御相手頼みます、ノ
>羽澄先生
……、
(脳内で葛藤が繰り広げられる。人様に迷惑を掛けるなんて癪に障るが、さすがに押し寄せて来る睡眠欲と後頭部に走る激痛には叶わない。体重を後ろへと掛けて倒れ込めば、「お言葉に甘えて、…5分。5分だけ」と、"5分後に起こして"というサインであろう、隻手を軽く広げて見せて。微かに温もりを残す生地に身体を沈めれば、久しぶりの感覚に自然と頬が緩んでしまい。珍しく犬猿の仲であったであろう机へと、足を運ばせた相手を横目で捉え少々目を丸くするが、「…試験管、割っちゃって」と相手の問いに淡々と返答すれば、小さく溜息を洩らし重い瞼を閉じようか、/
( / いえいえ、気にせんとってください^^* / 早速絡みますね ノ
>波野先生
…んん、
(ほんのりと、コーヒーの独特の良い香りが鼻を掠め目が覚めた。窓に縁取られた世界はもうオレンジ色に染まっており、時の流れの速さを物語っているようだ。冷房の効いた書類に溢れかえる室内と、バランスを少しでも怠ると倒れそうになる回転椅子。思考を巡らせているうちに、此処……職員室で書類整理中に居眠りをしてしまった、という単純な答えに辿りついた。己を悔やむように溜息を洩らすが己は低血圧、直ぐに用務を再開させる気力など一切無い。退室しようと引き戸へと足を進める途中、ふと答案用紙に穏和な表情を浮かべる女教師の姿が視界に飛び込んだ。彼女が描く赤い線に引きこまれ、後ろから覗いている内に「上手。」なんて絶賛の声を洩らしていたり、/)
( / 勝手ながら絡ませて頂きました。 / 良かったら御相手頼みますっ ノ
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