如月 伸太郎 2013-06-12 06:49:19 |
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美味しい美味しい、(と、にこやかに微笑んで。相手が自分の頭を叩けば「・・とぅっ、」と、相手の膝を、寝そべった状態で軽く蹴って、膝カックンをさせて。
……ぐはっ…、お前…俺の足のか弱さ分かってんだろ!?
(痛恨の一撃を喰らったかの様にがっくしと膝を付けばおそらくもう膝が笑い始めているのだろうソファに背を預けて再度息を吐くと「分かったからお前も行くぞ」と言ってから立ち上がって)
ッくっ・・、(必死に笑いを堪えて、「知りませんでしたー」と棒読みで。ふと顔をあげると、おしるこコーラという、自分からしては素敵な商品のCMが。相手の顔を見れば、目がとてもキラキラしていて。
………わかった、分かったから…それ買いに行くぞ…。
(当然だろうなという反応をされたのでスルーを敢行する、「相手の視線の先にはこれまたマズそうなジュースがあったためこれが欲しいんだろうなと予測すれば上記を告げて)
おーぅっ!!(本当にさっきまでだらけていたのか、と思わせるくらいスタッ、と立ち上がって。相手の腕を引っ張れば、「早く行くよ、お兄ちゃんッ、」と、相手を急かして。
ちょ、ちょっと待て…台風来てるんだから傘持ってくぞ…多分雨降る。
(空を指挿せば朝よりはどんよりとした雲が若干広がっており如何にも雨が降るという雰囲気を醸し出している、「……っと…財布財布…」財布を掴んでジャージのポケットに押し込めば相手に後に続いて扉を潜り)
ばっ、お前っ……ちょっ来い!!
(無理やりフードを被らせて相手の手を引いて走り出す、能力を忘れて居たのだろうか無防備にも程があったと反省をするが今は追ってくる妹のファンから逃げる事だけに集中して)
ちょっ・・お、お兄ちゃん!?(相手が何故自分の手を引いて走り出すのか。疑問に思って後ろを向くと、10~、20人くらいは居るだろうか。男の人が追いかけてきて。「こ、怖ッ・・」と、思わず呟いて。
………もっ、もうここまで来りゃ大丈夫だろ……
(肩で息を始め足をガクガクさせて壁に背を預ける、ここは路地裏で目に付き辛い所だから恐らくは撒いたのだろうと考える、「……フード…被んの忘れてんじゃねーよ……」と苦笑混じりに言えば空を仰いで座り込み)
っ・・ふはえはー・・ぁ、(息が荒くなってきて、その場にへたりこみ。周りを見渡すと、「お兄ちゃん、ここどこ?」と、問いかける。迷子になったんじゃないか、等いろいろ考えて居て。
大丈夫だ…、エネがいるし……ぶはっ…、もう無理…しんどい…。
(プルプルとした脚で立ち上がる姿は仔馬を彷彿とさせるだろう、「…とりあえず…あっち行けば大通り何だけど…気を付けろよ…」とだけ告げて相手の手を取り歩き出して)
、わかっ・・た、(今度はフードを深くかぶって。相手の後ろに付いていけば、「お兄ちゃん、着いたら言ってねー」と、声がこもった状態で言って
…ぷ…、そのまんまだと不審者だな……。
(なんだかんだで可愛い妹の事、守りたいなのか好意なのかは分からないが自然と目はそちらを向いてしまうものなのだろう、クスリと笑みを漏らせばポンと頭を撫でて近くのスーパーを目指して)
んっ・・、(頭が押された感じがして、不意に声を漏らしてしまい。顔をあげて、「お兄ちゃん、子供扱いはやめてよっ!!」と叫ぶが、その様子がまるで子供のようで。
バーカ、まだ餓鬼だろ……。
(もう一度ぐりっと頭を抑える、そんな相手の反応が面白かったのか薄い笑みを浮かべている様で足は依然震えているのだがそれはしょうがない事だろう「ほら着いたぞ」と言えば家から20分程の所にあるスーパーがあり、時間帯もあってか人もまばらで此れならば少しは顔を出しても大丈夫では無いかと考える)
ぅぁーっ、(と、体ごと曲がってきて。「子供扱いすんなぁーっ!!」と、大声で言って。相手がいえば、「おっ、ついたーっ!!」と、また叫んで一目散に飲み物売り場へ走って。
……何で彼奴はテンション高いんだ…、このクソあちぃ時に……。
(中に入れば冷房がそれなりに効いており涼しいがやはり生温い風となっていて何処と無く気持ち悪い感じもする、「……あったかー?」と相手の後を追って行けば自らは普通のコーラを買おうと探し始め)
ふぇー・・駄目なんですかー・・(自分は店員と何やらもめていて。店員は、カゴに山積みされたおしるこコーラと炭酸おしるこを見て。相手の存在に気がつくと、「お兄ちゃん、ダメだってー・・」と俯いて。
…………………。
(他人の振りを装って別のレジへと向かう、余りにもあり得ない光景だったので現実逃避も含めながら会計を済ませればそのまま出口へと向かい出し)
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