…来ちゃった、じゃねえよ。休み時間もう終わるぞ、さっさと戻れ(ソファーが軽く軋む音に振り返れば見慣れた恋人の姿が。相手が用もなく此方に足を運ぶのは日常茶飯事、むしろ来ない日などあっただろうかと思わせる頻度で。ろくに構ってやらないにも関わらず足を運ぶ健気さとその笑顔が密かな癒しになっている事は伏せておき、近寄る相手に素っ気なく背を向け他の生徒と変わらない対応をして)