椎名日向 2013-05-04 14:12:19 |
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・・・なっ、はぁ?!(相手の姿と其の言葉にかああっと頬を赤く染めれば、動揺からかこっそり入れようと考えていた人参を落としてしまい、直ぐに其れを拾い上げると慌てて視線を逸らして。)
え、いや、これはっ…(しまった、と気まずそうに視線を彷徨わせれば視界に入ったのは相手の半裸。声にならない悲鳴をあげれば、「と、りあえずその格好ど-にかしろ!」と掴まれた腕を振り払おうと。)
入れたら追い出すって言った気がするんだけど?(手を掴んだまま「今から風呂入んのにまた着るのは可笑しいだろ?」それともガキには刺激が強いか?と付けたして不適に微笑み)
・・・そんな事言ってたっけ、(ちらり、と上目で相手を見上げれば取りあえず此処は知らない振りでもししておこうと。ガキ、という言葉に反応し顔をあげると、「全然刺激なんてねぇしっ!」とキッ、と相手を睨んで。)
お前に覚えが無くとも俺には覚えがあるんでね、残念だったな(眉間に皺を寄せながらそう言い「ほぉ、じゃあこれでも?」言い終わると同時に半裸の状態で抱きしめ)
ちっ・・・(クソッ、と小さな舌打ちを零して。「・・・ッッ?!?!」突然温もりに包まれ、抱きしめられていると上手く回らない思考で理解すればボッという音が聞こえそうなほどに頬を染め。「ななななっ、は、離せ変態!!」内心悲鳴をあげながらもグイグイと相手の身体を押し返して、相手を遠ざけようと人参を魔よけのように相手の顔の前へと突き出し。)
ニンジンが見るのも嫌ってほど嫌いじゃねぇよ(溜め息混じりにそう言うと「てか、それ邪魔だから」言い終わると顔近づけ軽く口づけをし)
先に言えば、かッ・・・んん?!(早口で言うも途中で唇を塞がれれば言葉を途切れさせ、己の唇にある柔らかい感触が相手の唇だと理解すればぎゅっ、と瞳を閉じて小さく震え。)
・・・そんな事ない・・・(ゆっくりと瞳を開けば相手の一瞬の表情に戸惑ったように瞳を揺らして。でも、と言葉を続ければ「・・・こーいうのは、好きな奴としろ・・・」と消え入りそうな声で言ってポロリと涙を零し、「カレー作っとくから、早く風呂入れ。」と背を向けて。)
はいはい、行きますよ(相手の涙に気づくも明るく振る舞い風呂場に向かい「好きな奴とね…泣きてぇのは俺だっての」と小声で言うも壁を軽く殴り)
_ッふ・・・ッ(声を押し殺しながら溢れる涙を拭えば早く終わらせてしまおうとカレーを作り。出来たカレーを盛り付ければ傍に『ごめん、先寝てる。カレー作っといたから。』と書いたメモを添えて。2階の自室へと向かえば自分のベットにぼふっ、と身体を埋め。)
(風呂から出るとテーブルに作ったカレーと紙を読みハァ…と溜め息をつくと相手の部屋へ向かい相手が寝ていることを確認すると「…悪かったな、泣くほど嫌だったんだよな…けど好き奴を目の前にしたら我慢出来なかった、もうしないようにすっから」と悲しげな顔をしながら優しく呟き)
…ん、(いつの間にか泣きながら眠っていたのか。相手の何やら話している声にゆっくりと瞳を開いて。さっきは御免、と上体を起こせば相手の表情が目に入り、思わず息を飲んで。「…桐生?」と小さな声で相手をよんで。)
わり、起こしち待ったな(相手が起きた事に驚くも表情に出さず表情に出ているのは悲しげな顔のままで「んじゃ、俺も明日早いから寝るわ…カレーは明日食うから勘弁な」と明日は仕事だと嘘を言いその場に立ち部屋から出ようとして)
…やだ、(行くな、と部屋から出ようとする相手の背中に抱きついて引き止め。其の儘ぎゅ、と抱きしめると相手の背中に顔をうずめて。)
ハハっ…今日はやけに素直だな(苦笑いするも背中を見せているので表情はわからず「そんな可愛いことすると…もう一回するぞ?」と少し低い声で言い)
…っ…い-よ。(一度びくり、と肩を震わせるもこくりと頷けば相手から手を離して。潤んだ瞳で相手を見つめれば、「…して、いいよ。」と小さな声で。)
無理してするもんじゃねぇよ(相手の潤んだ目を見て呆れる様な笑顔で言い「お前こそ好きな奴としろよ、な?」と優しく微笑み頭を撫で)
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