ーーーーんん、(誰も居ない教室に一人、少年が。居眠りなんかしている様子ではなくて、何か考え事。愛用の牛乳を口に含みつつ、携帯を開く。宛先は彼女。少し窓の外へ視界を戻すが、再び携帯に向けて。「会いたい、」とか、彼故な短文を送りつけては、携帯を閉じる。会いたいのならば自分から行けばいいだろう。))