...っ(起きたか、と此方が安堵したのも束の間.突然頬に手を当てられればまるで幼い少年かのように顔を赤く染め、そんな自身の頭の中は真っ白で唯一考えていることといえば彼女はこんなに大胆だったのか、という驚きしかない.それに加え普段は何処か作り笑顔ばかりの彼女が微笑んでいる.思わずその美しい笑みに見惚れてしまえばもうその笑みから目を離すことは出来なくなっていて/)