Yuki* 2013-04-24 00:00:43 |
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_後ろの席のキミ_
トン、
小さく背中をシャーペンで突かれて振り返る。
「?、」
なに、というように小首を傾げて振り返ると、
「消しゴム、」
と口パクで呟いているキミと目が合った。
「はい、」
小さな声で言って、消しゴムをキミに渡す。と、指先がほんの少しだけ、キミの指先に触れた。
「ありがと、」
無邪気な笑みを浮かべるキミに、「別に、」とそっけなく返して前を向く。
・・・嗚呼、どうしよう。
こんな小さな事ですら、嬉しいと感じてしまう。
両手で隠している私の頬は、きっとピンクに染まっているだろう。
キミに触れた指先だけが、熱をもったように熱かった。
( ポエム?ミニ小説?よくわかりませんが、駄文乙です←、コメ、リク随時募集中です!)
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