(中から足音が聞こえ安堵の息を漏らせば扉が開き、「そうだな、もう春なのに…」と呟けば家の中へ入り外が寒かったのか少し震えていて。自分の手元を見れば相手に渡そうと思っていた苺大福が入った袋を「はい、これ。」と笑いながら差し出して