イミフ 2013-04-18 22:27:22 |
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泣いてバイキングを斬る
『むか~し、昔……三国志の孔明の部下に、かなり優秀なバイキングの男がおったそうな。
ある日男は、一定の料金を払えば、なんでも好きな料理を好きなだけ食べれるという、不思議なお店の情報をキャッチしたそうな。
男は、これは何か裏があるに違いない!っと、1人でその店に馬を走らせ……嘘やデタラメだったら懲らしめてやるど!と、鼻息も荒く乗り込んで行ったそうな。
ところが、嘘やデタラメではなく……本当にその店では、皆が一定の料金を払い、好きな料理を好きなだけ腹一杯に食べていたそうな。しかも、さらに追加の料金を払うと、お酒も飲み放題!…さらに追加の料金を払うと、美女とボックス席でウハウハできると言う。
男は……まるでキツネやタヌキにでも化かされて、竜宮城にでも来た気分やな……ラッキーやな~…これは誰にも言うたらアカンど……と、1人でニヤニヤしながら、一定の料金を払い、追加の料金を払い、さらに追加の料金を払って、なおかつ延長料金も払って、大満足で家に帰っていったそうな……。
しばらくたって……男が竜宮城のようなお店に、1人で行ったことが軍の中に知れ渡り、とうとう孔明の耳にも入ってしまったそうな……。
孔明は……あやつ、そんないい思いを1人でしやがって!
なんでわしも誘ってくれへんかったんや!と、大いに頭にきて、くやし涙をこらえながら処刑してしまったそうな……。
と、言う故事から出た……食べ物や、飲み物や、マル秘なサービスの恨みはホンマに恐ろしいという意味のことわざである。今でも、食べ放題のことをバイキングと言うのは、この故事にちなんだもんらしいど。めでたし めでたし。』
(泣いて馬謖を斬る)
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