主 2013-04-15 17:16:10 |
![]() |
通報 |
充分だよ。遥で良いの。遥がいい。遥じゃなくちゃ嫌。(言い終わってから精一杯の力で遥を抱きしめる。遥が何処にも行かないように。遥が名前を呼ぶ度に心臓が高鳴る。もうこのまま・・、このまま遥とずっとずっとこうしていたい。息途絶えるまで。)
(/わぁああ嬉しいですううう)
>遥
貴音
そっか…僕で良かったんだ(貴音が僕の名前を呼ぶたびに心臓が煩くなる。こんな状況になって今頃気付いた、僕は君のことが好きなんだ。友達としても、女の子としても。理解してしまった途端に一気に顔が赤くなるのを感じた。不味い、いや不味くはないんだけどこんな顔を見られたら何だか恥ずかしい気がする)
はぁ・・それにしても、雨が止む気配は無いね。(相手からそっと離れて、雨音がする窓の外を見つめる。だが数秒待っても返事は返ってこない。)遥・・?(不思議に思い遥の方へ首を回す。)遥っ!?(視界に映ったのは何時になく顔を真っ赤にして此方を見ている遥だった。)ちょっ、えっ!?遥!!?(この状況に自分はどうしたらいいか分からず慌てる。)
>遥
貴音
えっ、あっ!ど、どうしたの貴音?(顔を赤くしてる僕を見て驚いたように貴音が声を上げる。取り合えずなにも言わないのは気まずいので何があったのか訪ねる。端から見たら、いや端から見なくてもそれはただの照れ隠しであった。)
いや・・、顔を赤いよ?まさか熱でもあるんじゃ(雨に濡れて風でもひいたのだろうか。相手の額に触れると案の定熱かったけど・・、これは熱のせいなのか、それとも・・。)おーい、遥ー?(返答は無し。ボーッとしている。少し心配になったからずいっ、と顔を近づけて遥をじっと見つめる。こうすれば流石に何か反応はしてくれるはずだ。)
>遥
貴音
……っ!?な、何でもない!(グイっと顔を近づけられる。それだけで顔の火照りが蘇るのを感じた。何となく貴音の気持ちがわかる気がした、いつもこんな事してたのか僕は。顔を背けようとするが何故か相手の顔から目が離れなかった。)
本当に何でもないの・・?(明らかに何時もとは違う様子に目を疑う。遥が顔を真っ赤にして焦っているのだ。いったいどういう事なのか・・。)顔赤いってば(半ば強引に手を伸ばして遥の頬に触れる。するとまたみるみるうちに赤くなっていく遥。・・・もしかして、照れてる?あの遥が?いきなりどうしたっていうんだ。そう思うとこっちまでなんだか意識してしまって伸ばしていた手を引っ込めた。)
>遥
貴音
(貴音の指が僕の頬に触れる。それだけで顔がさらに赤くなるのがわかった。意識するとしないではこんなにも違うのか…。何もすることが出来ずに黙っていると貴音は何かに気付いたらしく、若干顔を赤らめて手を離した。貴音は僕の事をどう思ってるんだろう、…やっぱり仲の良い友達、とでも思ってるのかなぁ。)貴音、今日はもう帰ろう。雨も止みそうにないしあんまり遅いと家の人が心配しちゃうよ(今はまだ言えない。今の貴音は色々あって不安定になってるし、なんかつけ込むみたいで嫌だ。だから次。また貴音とこうして出かける事があったらその時はきっと…)
え、あ、うん・・。そうしよっか・・。(止みそうにない雨の音を聞きながら、窓の外を一瞥して遥の方へ向き直る。)傘、持ってる?(自分は常に傘を持ち合わせているわけでは無い。折りたたみ傘を常持しておけば良かったのだ。・・相変わらずの女子力の低さにうな垂れる。だが今更無理に女の子っぽく振舞ったところでなんなのだ。もう自分の性格を遥は知っているし・・って、ほらまた遥の事意識してる。考え出すと止まらない。けど全ての思考は必ず遥に繋がってしまう。こんな時遥なら・・これを聞いた時遥は何で思うだろう。とか、遥のことばっかり。認めたく無いけど今のあたしの頭は遥遥遥。遥一色だ。なんて考えているうちに遥からの返答は返ってきた。)
>遥
貴音
うん!折り畳み傘だけどね(そう言って僕はカバンから黒い折り畳み傘を取り出す。一応念のために入れておいて良かった。僕はともかく貴音をびしょ濡れで帰すわけには行かないしね。傘を取り出した後、ノロノロと昇降口に向かい、靴を履き替える。雨は弱まるどころかいっそうその強さを増していた。)やっぱり凄いね…、っと。はい貴音、ちょっと狭いけどごめんね(ザーザー、と降り続ける雨に苦笑し、傘を開く。やっぱり狭いなぁ…、傘は自分一人でも雨が肩に当たりそうな大きさだった。貴音一人に渡しても良いんだけどおそらく受け取らないだろうなぁ。)
全然。無いよりはマシじゃん。(あぁ・・、また無愛想になった。けど今のはどう答えれば?変に誤解されるのも嫌だしな・・。チラ、と遥の方を見てみる。うっ・・、距離近っ!!いや決して嫌なわけではない。そう決して。ただこの距離で話すなんていうのは・・。意識してしまわないわけがない。・・・もう一度チラ、と目だけで遥を確認する。前から思っていたけど遥は意外に身長が高い。あたしよりも結構上だ。・・それを考えていたらよからぬ考えが脳裏をサッとよぎる。キスするときどうすれば、なんてね。まぁ、万が一にもあり得ないと思うけど。大体あたし達は付き合ってなんかないし。付き合ったとしても・・キ、キス・・・とかっ!!!くっそ、今のは忘れよう。うんうんと頷いては雨に濡れたアスファルトを踏みしめながら歩いた。)
>遥
貴音
いつもかさばってるだけだったんだけどね、初めて役にたったよ(無愛想に言う貴音に対してニコっと微笑み返す。別に無愛想だからって嫌な気分になったりはしない。たんに不器用なだけで本当は凄く優しいって事を僕は知ってるから。雨の中、二人で歩いているとふと貴音の視線がちょいちょいこちらに向けられるのに気付いた。こっちを向いては頭を振ったり、俯いたり、挙句の果てには何かに納得したような顔をして頷き始めた。…風邪引いちゃったのかな。生暖かい目で貴音を見ていると見慣れた景色が映る。学校から少し離れた貴音の家だった)
ありがと。送ってもらって悪いね。また明日(ひら、と手を振って見せると直様家の中へ駆け込む。此処でぐだぐだしていると別れるのが嫌とか思ってしまうからだ。・・あ、もう思ってるか。もう少し気の利いた言葉が言えれば、とか今更な思考を巡らせたり・・、いつからこんなめんどくさい奴になったんだろう。ていうか、此処で後悔するよりも窓の外から今日はありがとうとか叫んでみればいいんじゃないか・・。ドタドタと二階へと繋がる階段を駆け上がり自分の部屋へ。がらっ、と窓を開けると歩き出した遥が窓を開ける音に反応して此方を見上げる。)遥ーっ、また行こうねっ!!絶対!!(いい終わるとピシャッ、と窓を閉めた。)
(/次の場面ってどうします?)
>遥
貴音
(家に着くと同時に貴音は素早く家に駆けこんでしまった。お別れ言い忘れちゃった…、と俯いていたら二回の部屋の窓が開き、ひょっこりと貴音が顔を出した。そしてまた一方的に言えば窓を閉めてしまい、開く事はなかった。)うん、また行こうね絶対(ポツリと呟く。今の自分は人には見せられないくらいニヤニヤしているんだろう。今の相手の行動のどこにニヤニヤする要素があったのか、自分でもわからないけど頬の緩みが止まる事はなかった。わかっていたけど改めて感じる。僕はこんなにも…)貴音の事が好きなんだなぁ…(なんて事を呟き、今度はどこに行こう…と頭を悩ませながら自宅へ向かった)
(またどこかに行くか、コノエネで過去回想形式にするか、このどちらかですかねー)
次あれ乗ろうあれっ!!(はしゃぎ気味で、ジェットコースターを指差して言う。此処は有名な遊園地である。ここまでに至るには色々あるわけだが・・、簡潔に述べるならばあたしの方から半ば強引に遥を誘い、遊園地に遊びにきたというわけだ。ん・・?遥って絶叫系平気なんだろうか・・。まぁいいか。全く意識なんかせずに遥の手を引いてジェットコースターの方向へ走り出した。)
(コノエネの方どうしますかっ・・!!)
>遥
貴音
わわっ、待ってよ貴音…(カラオケで約束した通り、後日僕らは遊園地にやって来た。貴音は相当楽しみにしていたらしく今日のはしゃぎっぷりはいつもの貴音からは想像出来ないほど楽しそうだった。そんな貴音を見てるとこっちまで楽しくなってきて、今日は楽しむぞ!という気になる。次はあれに乗ろ!、という言葉を受けてどれどれと頬の緩んだ情けない顔で見る。が、その笑顔は次の瞬間瞬く間に凍り付いた。ジェットコースター。この遊園地の主役とも言ってもいいこの機械は同時に絶叫製造機としても有名で気絶する人間が後を経たないとか。)貴音っ……、(と言いかけて直ぐ様口を止める。何を言おうとしてるんだ僕は、今日は貴音に楽しんで貰うために来たんだ。これくらいの事でやめようなんて言って良いわけがない。覚悟を決めて、貴音の手を握りジェットコースターの全容を見る。……ちょっと不味いかも。)
(アジトで話をしてるか、此方も遊園地に来てシンタローからスマホ借りてる設定にするとか…、くらいしか思い付かないです←)
結構並んでるけど・・やっぱりやめておこうか?(いざジェットコースターの真下まできてみたが相当の行列だった。どうするか悩んだけどあたしには一目で分かった。遥は絶叫系が苦手だと。だがどうも此方に気を使っているらしいからあたしの方からきりださないとね。無理して乗ってもらっても楽しくはないでしょ?)
(/そうですね、じゃあ遊園地設定で行きましょうか!)
>遥
貴音
えっ?せ、せっかく来たんだから乗ろうよ(一目でわかった。貴音が僕に気を使ってやめよう、と言っているのが。おそらく顔に出ていたんだろう相変わらず隠し事の下手な自分が嫌になる。かと言ってここで引いたら本当に何しにきたかわからない)もしかして…実際に見たら怖くなっちゃったの?(ニヤリと意地悪そうな笑みを浮かべる。彼女の性格上こういう事をされたら乗らないわけがないと知っているからだ)
(了解です!絡み文出しますね!)
エネ
ありがと、じゃあ借りるね(そう言って赤いジャージの少年からスマホを受け取る。別にスマホが使いたかったわけじゃない、本当に用があるのは彼のスマホの中にいる電脳少女にだ。今日はメカクシ団全員で遊園地に来ていた。だが猫目の少年が『それじゃあいつもと同じでつまらない』と言い、男女のペアで回る事になった。クジ引きの結果、僕はエネと回る事になり、ジャージの少年からスマホ、もといエネを貸してもらったのだ)エネ、いる?(真っ黒な画面に声をかける。暫くすると何もしていないのに電源が付き、画面に青い少女が現れた)
(あっ…難しそう…←)
なっ!?んな訳ないでしょっ!!乗るに決まってんじゃん!!(あぁもうっ、気遣って損した!!あたしが怖い?そんな訳ないじゃん。上等だ乗ってやる。内心、心の何処かでやっぱり遥は気を遣ってるんじゃないか、と考える自分もいたけどそんな小さな考えはすぐに押しつぶされる。待ち時間は役30分程だった。案外少ない待ち時間に安堵しつつ再度遥の手を引いて列の最後尾へ。)
>遥
ご主人、お呼びですかっ!?・・ってあれ?コノハか。何か用事でも?(画面を覗き込む彼に適当に返答をする。本当は一緒に遊園地を回るペアが一緒だということも知っていたけど特に意味もなくそう言って見た。)
(/げふっ・・ロル短くてすいません。次から頑張りまs
>コノハ
貴音
案外早く乗れそうだね~(遊園地の顔というくらいだから一時間くらいは待つものと思っていたが意外にも待ち時間はそんなでもなかった。やはりこの重力を完全に無視した設計を怖がる人が多いのか、今の僕みたいに。チラッと貴音の表情を伺う。貴音は僕の挑発でムキになったような、それでいて何処か楽しそうな顔をしていた。思わず笑みが零れる。この顔が見れただけでも今日ここに来て良かった)
エネ
えっと、今日僕とエネ、二人で遊園地回る事になったから(無表情で画面を覗きながら言う。前から何となく思っていたけどエネは僕に対してどこか一線置いている気がする。今の返事だってどこか他人事のような気がするし)エネ、何処か行きたい所ある?(歩きながら再び画面に目をやり、問いかける。)
(いやいやw此方も全然短くて…無表情キャラは初めてなんで至らぬかもですがよろしくです!)
何ニヤニヤしてんの。(じ、と相手を横目でみる。今の遥は何時もより数倍顔が緩んでいた。楽しいなら・・良いんだけどさ。ホントに此れ平気なのかな。そんな思考が脳裏をよぎるけど気にしない事にしよう。あくまでも気にしない方向で。・・・何十分か待つと予定通り順番が回ってきた。)よし、遥乗ろっか。(足早にジェットコースターに乗り込む。勿論一番前の席。此処が一番楽しいに決まってる。)楽しみだね。・・?(ふと遥の顔をみると先程の表情はそこにはなく、顔面蒼白な遥。あーぁ、やっぱりね。と苦笑いを零すけど勿論もう引き返す事などできない。何で無理するんだ馬鹿。と心の中で呟くとジェットコースターは動き出した。)
>遥
あぁー、そうなんですか、いや、まぁ知ってましたけど。ご主人誰と回ってるんだったかな・・(と独り言を呟きながら画面の中を徘徊する。行きたい所なんて・・。)
コノハの行きたい所でいいですよ?無いんですか?ありますよね?(詰め寄るように画面に自分をドアップする。こうでもしないと恐らくコノハは返事すらしてくれないだろう。)
(/ロルェ←私も電脳少女始めてですか頑張ります!)
>コノハ
(不味い。約三十分の待ち時間を経て僕たちはジェットコースターに乗り込んだ。席は貴音の希望により一番前、座席につき安全ベルトを締めると、すぐにコースターは発車した。そしてガタンガタン、と頂上に向けて、その車体を動かし始める。途中までは良い眺めだね~、なんて事を言っていたが一行に下る気配を見せないコースターに徐々に不安が集まる。…いつまで上るのかなこれ。……ガシャン!そんな事を考えていると車体が急停止する。いつの間にか頂上に到達していたのだ。)あー…これはヤバいかも……(冷や汗と共に乾いた笑みを浮かべる。貴音っ、と呼ぼうとしたときにはもう車体は急降下を始めていた。その後の記憶はあんまり覚えてない。辛うじて思い出せるのが下車後の貴音が泣きそうな顔をしていた事くらいだ)
エネ
僕の行きたい所……?(無表情で首を傾げた後、キョロキョロと辺りを見渡す。遊園地と言うだけあって沢山のアトラクションがあった。)あっ、(目に入ったのはカップの形をした乗り物。いわゆるコーヒーカップというやつだ。)エネあれに乗ろう(スマホの画面をコーヒーカップに向けて同意を求める。スマホの中からはえー、子供みたいですよ。という返事が帰ってきたが耳に入らずコーヒーカップへ歩いていく。……何でだろう、ここは愚か、遊園地に来るのすら始めてなのに僕はこれに乗ったことがある気がする)
遥・・どーよ、たの、楽しかったで・・しょ?(息も絶え絶えに遥に語りかける。本当の事を言えば・・物凄く怖かった。今すぐ膝から崩れ落ちてしまいそうな程。遥だって相当キツかったはずだけど今はもうそんな事考えてる場合じゃない。強がるのに精一杯だと自覚している程。)じゃ、じゃあ次はアイスでも食べに行こうか・・(そう告げるとフラフラと足元がおぼつかないまま歩き出した。)
遥
わっ・・もう、何だか強引ですけど・・。(頬を膨らませるけどコノハはもう画面すら見ていないようだった。)こんなの絶対に目が回って気持ち悪くなっちゃいますよー。って少しは話を聞いて下さいよもうっ!!(ブツブツと文句を言いながらもどうする事もできないからそのままコノハの持っている端末からひたすら叫んでやった。)
コノハ
う、うん…楽しかったね…(ぎこちない笑みを浮かべて言う。冗談抜きで死ぬかと思った、ジェットコースターとかに慣れていそうな貴音さえ泣きそうな顔で隣をヨロヨロと歩いている。何とかしてあげたいけど今気を抜いたりしたら逆に迷惑をかけそうな気がして…)アイス!?うん!行こう行こう!(遊園地のアイスかぁ…どんなアイスなんだろ?、そんな事を考えていると先ほどまでの疲労感なんてなかったかのように体が動くのがわかった。我ながら単純だなぁ、)
貴音
うわっ…これ回るよエネ(目をキラキラさせながら画面の中の相手に語りかける。画面を覗くとエネが何だか不機嫌そうな顔をしている。…何でだろう?思わず首を傾げるがすぐにああ、と何かを思いついたようにポン、と手を叩く。)これじゃ景色が見えないよね、ごめん(そう言ってスマホの画面を外側に向ける。僕は見えるけどエネは画面の中からしか見えないから拗ねていたんだ、なんて思い込み)
エネ
ていうか・・・ここどこ(未だに気分は戻らないが、アイスを求めて二人歩いている訳だけど・・・この広い遊園地の中、現在自分達が何処にいるのかさえ分からない現状。あいにく地図ももらっていない。)遥、分かる?(分かるわけないか。と心の中でつぶやきつつ話しかけた。)
遥
貴音
うーん、わかんないなぁ…(注意深く歩いているけどそれらしき建物は見当たらない。貴音も段々疲れてきたようでいつもの強気な表情はなりを潜めていた。何とかしてあげられないものか、男勝りとは言えどやっぱり貴音は女の子なわけだし……)そうだ!(大声を出す僕を貴音がジト目で見てくる。それに微笑みを返し、貴音を抱き上げる。俗に言うお姫様だっこだ。)
わぁぁあああっ、目が回るから余計な事はしないでくださいいいっ(景色が見えれば同然目も回ってしまう。このコーヒーカップ、速度が半端じゃない。・・・しばらく回り続けるとコーヒーカップ止まった。)目がまわっておかしくなりそうですよ・・。(みたところコノハは何でもなさそうにしている。何故・・・!)次何処行くんですか・・(溜息をつきながら尋ねる。基本遊園地だから色々あるけど・・私はその時目に入ってしまった。)あっ、あれ乗りましょう!!あれっ!!(私が見つけて指をさしたのは遊園地の目玉。ジェットコースターだった。)
>コノハ
わぁあああっ、遥っ、ちょっ、自分で歩けるからっ!!(いきなりすぎてビビった。遥の腕の中でジタバタするけど落ちちゃうよ?なんて言われると抵抗は弱くなる。ていうか、何故いきなりお姫様抱っこなのっ!?恥ずかしいじゃん他の人に見られたらなおのことだよ・・!絶対に知り合いとかいませんよーに。いませんよーにと何回も唱えてから私は冷静を装い)遥、でこのままどうしようっての?(とあくまでいつも通り聞いて見た。)
>遥
ジェットコースター?……うん、良いよ(コクリと小さく頷き、肯定の意を示す。無言でスタスタと歩き列の最後尾に付く。時間は30分待ちと書かれていた。)エネ、30分待てる?(特に他意はなく尋ねる。いつも賑やかで明るい彼女が30分間大人しく出来るのかな?という興味心からであった。
エネ
えっ、それはこのままアイス屋が見つかるまで僕が貴音抱っこして歩くんだよ(不思議そうに首を傾ける。やっぱり貴音をこのままにはしておけない。体力はあんまりないけど、貴音くらいの重さならいくら僕でも持ち上げる事が出来た。これなら貴音は疲れないし、僕も貴音をえすこーと?出来る。えすこーとは男の役目だってケンジロウ先生が言ってたしね
貴音
大丈夫ですよーっ!!電池が勿体無いので列が前の方に言ったら教えてくださいね!!(そういってぷつん、画面は真っ黒になる。確かに電池が勿体無いのはある。唯理由はもう少し深刻・・というか難しかった。だって三十分もコノハといっしょになんて気まずすぎる。無理。だから逸も通り振舞って何もないように遠ざけた。・・コノハに記憶は無いけど、私には・・・)
>コノハ
わぁああああっ、見てるっ!皆見てるよ遥っ!!(訴えかけるように言ってみるけど遥は全然気にせずアイス屋を探している。一刻も早く探し出さないと・・、いろんな意味で危険だ。例えば、最悪の事態がおきたとしたら?あの生意気なシンタローと、それを連れてきたアヤノちゃんにでも出くわしたりしたら?それこそ一大事だ。だから、だから早くアイス屋を見つけないといけない。・・まぁ、恥ずかしいだけであってべつに嫌なわけじゃないんだけどね。)
>遥
あっ…切れちゃった(真っ黒になった画面を見つめる。やっぱりおかしい、どう考えてもエネは僕を避けている。何かしたかな、と腕を組み頭を悩ます。だがこれと言って思い当たる事もなく、そもそも僕がエネとあったのはアジトに来た時が初めてだ。最初の挨拶、以来これと言って記憶に残る会話をした覚えもない。)まあ良いや、後で直接聞こう(考えてもわからない。なら本人に直接聞き、もし嫌な事をしていたのなら直ぐに謝ろう)
エネ
えっ?それがどうしたの?(貴音の慌てっぷりに首を傾げる。みんなが見ているから何なんだろう?何か見られたくないものでもあるのかな?暫く首を傾げるが特に思いつかないのでアイス屋を探す事にした。探してから結構の時間がたつ。そろそろ見つかっても良いと思うんだけど…)あっ!あったよ貴音!(思わず大きな声を上げる。たかがアイス屋を見つけただけなのに何だろうこの達成感は。直ぐに近くにあったベンチに貴音を降ろして座らせる。そして「待っててね」と言えばアイス屋に駆けていき)
貴音
(そろそろ三十分経ちますかね・・。携帯画面にパッと現れコノハ~!と呼びかけてみる。ん?という顔で此方を見てきたコノハ。)そろそろ三十分ですよね!!ってあーっ!!次じゃないですか!!もうっ、私が気がつかなかったらどうするつもりだったんですか!?もうっ。(怒鳴り散らしてるとコノハはうぅ・・という表情で謝ってくる。昔からほんとに反省してるんだろうかと思うけどこれでも彼なりに反省していたのだ。きっと今だって・・・学校?
>コノハ
あ、うん・・(一瞬の出来事すぎて良く分からなかったけど気づいたらベンチに降ろされていて遥はアイスを買うために並んでいた。思ったが自分だけこんなところでノコノコアイスを待ってて良いのだろうか・・?若干の罪悪感に苛まれたが今回ぐらいいいか。とその感情は投げやって徐々に前に進む遥を見失わないように目で追っていた。)
>遥
あっ…ごめんねエネ(ボーっとしている内に次にまで順番が回ってきていたようだ。エネに小さく頭を下げてジェットコースターに乗り込む。何名様ですか、と聞かれたので「二人です」と言ったら園員さんに怪訝な顔をされた挙句エネが顔を真っ赤にして怒鳴ってきた、何故だろう?)意外と高くまで行くなぁ(上がっていくコースターの中から他人事のように呟く。ふとエネはどうしているんだろうと思い、スマホを見て)
(学校でしたねw)
エネ
えっと、これとこれとこれとこれと…後これも美味しそうだなぁ(置いてあるメニューを指さし注文を決めていく。やっぱり遊園地と言うだけあって食べ物もいつもの二割マシくらい美味しそうに見える。注文を終えたあと店員さんが苦笑しながら「少々お時間いただいてもよろしいでしょうか?」と聞いてきたのではい、と頷いた後端によりアイスを待つ。チラリとベンチに座る貴音を見る。どうやら貴音も僕を見ていたらしく視線が交差した。ニコッと微笑み手を振る。貴音もアイスを楽しみにしてるのかな、なんて事を考えながら)
うぅぅ・・(リベンジ、と思ったけどやっぱり無理でした☆あの時の私はこんなの平気だと思ってナメていましたが・・。今回こそはと思い、ジェットコースターを希望したのだ。だが高すぎる。狂ってる。こんな位置から落ちたら・・)きゃあああっ!!駄目です!!死にますっ!!(画面の中でパニックを起こす私と、それを見つめるコノハ。コノハは平気なのだろうか・・・。あいつは絶叫マシンが苦手だった。今のコノハはどう感じてるの・・?)
>コノハ
うわぁ…(楽しい。凄く楽しい。今までにない経験に思わず笑みが零れ、興奮気味に相手に語り掛ける。)エネ!これすっごく楽しいね!…エネ?(返事が返ってこなくてチラリと画面を覗く。すると返ってきたのは普段彼女が見せる事のないような狼狽えた顔と絶叫だった。エネでもこんなに慌てたりするんだなぁ、なんて考えていると急に頭がピキっと痛んだ。)えっ…?(手で頭を押さえているとふと脳裏に知らない女の子がよぎる。黒髪の…目つきの悪い少女が)
エネ
・・・?・・どうかしましたか?(ジェットコースターも一周した様で終わりを迎えた。だがコノハは頭を抑えて痛そうにしている。少し気になって声をかけてみるがうん、としか返ってこない。一体どうしたというのだろう。)コノハ、取り敢えず降りますよ!!(訳もわからないまま画面の中から相手を見つめて叫ぶ。取り敢えず聞こえたらしいので一段落。)
>コノハ
!!・・・(ずっと遥を見つめていたら突然視線がぶつかった。・・何。何か微笑みかけてきてるけどどう対応すればいいか分からずに視線を別の方向に移した。)
(暫く待つとアイスを持った遥があたしの座っているベンチの方へ戻ってきた。)結構並んでたね。(なんて結構どうでもいいことを語りかけながらアイスを受け取る。・・あたしが好きな味だ・・。わかってるじゃん、と本人に言うのも尺だし心の中で呟いてからまだ冷え冷えの固いアイスを一口食べた。)
>遥
うん、もう大丈夫。ありがとエネ(ジェットコースターから離れてベンチに座っていると徐々に頭が和らいできた。エネにお礼を言い、先程の少女について考える。会ったことはないはずだ、少なくともメカクシ団に入ってからは見たことがない。ならあれは誰だろう?見たこともないのになぜこんなに気になるのだろう、なぜこんなに懐かしい気持ちになるんだろう。ポタッと手の甲に雫が落ちる。驚いて目を擦ると涙が溢れ出ていた。
エネ
そうですか。・・・・・・・コノハ?泣いて・・るんですか?(画面の中からだってわかる。コノハの目からは雫が落ちている。拭ってあげようと手を伸ばしたけれど・・。液晶画面に遮られる。あぁ、自分はもう涙すら拭ってあげることができないのか。悔しさと虚しさがこみ上げてきた。仕方ないから画面の中からできる事をしよう。)コノハ、何故泣いてるんですか?(理由が分からなければ解決のしようがない。返答は・・)
>コノハ
そう?そんなでもなかったよ(アイスを食べながらヘラッと微笑みかける。貴音は何故か僕と顔を合わさずに黙々とアイスを食べている。そんなに気に入ったのかな?と思い「これも美味しいよ!はい、どうぞ」と食べていたチョコレート味のアイスを相手の前に付き出す。すると貴音は一瞬固まったかと思えば直ぐに顔を俯かせて何かをポツポツと喋り…
貴音
…わかんない。勝手に出てくるんだ(本当の事だ。何故かあの黒髪の少女の事を考えると涙が止まらない。もう一度記憶を探ってみる。が、やはりこんな女の子は知らない、見たこともない。何処がおかしくなってしまったのか。また痛み始めた頭を押さえる、今度は一つの単語が頭の中を反響し始めた。おそらくは名前。聞いたこともないが直感的にあの黒髪の少女の名前だと認識した。「た…かね?」ポツリとその名を口にする。するとエネがとても驚いた顔でこちらを見ていた。
エネ
(・・コノハ、思い出しかけてる?それに貴音って・・・。一瞬俯いてから)コノハ、次はあれ行きましょう。涙なんて流しちゃって、らしくないですよ!!(正直なところをいえば思い出してほしい。けどそんなのは自分勝手すぎる。記憶をなくしていたコノハが今までを思い出してしまったら?私は合わす顔がない。だからこの内容からコノハを引き剥がすために違う方向へ話を持っていく。)
>コノハ
(こ、こいつ何考えてんの!?間接キスって言葉しらないの!?いや知らないなら好都合・・じゃなくてやっぱり駄目!!何よりあたしが恥ずかしいじゃん!!一人で恥ずかしがって馬鹿みたいだよ!!)え、えーと・・(と取り敢えず曖昧な返事を返す。だって他にどうしろというのだいや単純に遥の味も食べてみたいけどやっぱり駄目だぁー!!と脳内で葛藤が繰り広げられる。この苦悩を知らない遥はなて幸せなんだろう。)
>遥
…うん、そうだよね。ごめん(勝手に出てくる涙を拭い、小さく頭を下げる。別に悲しかったわけじゃない、けど胸の所がチクリと痛む。)えっと、あれって…これ?エネこういうの好きなんだ(へぇー、と言った表情でアトラクションを見る。それは豪華な装飾に思わず楽しくなってくるような音楽、そしてまるで絵本の中に出てくるような馬。そう、主に小さな女の子に大きな人気を集める、いわゆるメリーゴーランドと呼ばれるアトラクションだ。
エネ
あっ…やっぱりいらなかった?(迷惑な事をしてしまったのではないかと思い、控え目気味に尋ねる。もしかして貴音の嫌いな味だったのかな?そうだとしたら少し申し訳ない事をした、貴音はいつもははっきり言うくせに変な所で気を遣う癖がある。そういう時に限って大体目線がずれて、言葉を濁す。今まさにそれが全て当てはまっていた。)
貴音
トピック検索 |