小野 平介 2013-04-03 21:19:26 |
通報 |
最近あったかくなったな。(新しい本を片手に裸足で部屋を進めば自分の座高ほどの高さの熊の縫いぐるみの座る二人掛けソファに腰かけて。「今日は“ハイデガー”さんについて、」と誰かが訪ねてくるまで抗議の予習でもするつもりなのか、哲学の入門書を開き。数行読めば、小さく欠伸をこぼして。)
本よりも、なによりも、誰かの傍に居たい気分。(本を閉じて目の前の机にぽん、と置いてしまえば背凭れに体重をぐ、とかけ。「お客様は神様、とか言うけれど。今なら、お客様をまるで慕っているように、至れり尽くせりだよ。おいで、」と紡いで。来ないなー?、と同意を求めるように隣にいる熊の縫いぐるみを抱きしめて、)
椅子、買っちゃう?(部屋に帰ってソファに腰かければ隣の熊の縫いぐるみの両手を握ってじ、と見つめて問い。「お財布が今大変だもんなー。家具買う余裕はない。」と一人でたどり着ける結末に達し。時計を見て、そろそろ寝るか、と熊を撫でて。しかし、寝つけないのも自覚しているのかしばし唸って)
(わ、来てくれたんだな。悪い、ゆったり待ってるなんて言いながら寝てしまってた。
亀レスでも遅レスでも大丈夫、なので。またおいで、
出かけるまで、居よう。(ソファに腰かけ傍らのやけに大きい熊の縫いぐるみを撫でれば、徐々に眠くなり。「お前は安心効果を持ってるんだろうな、えらいえらい」と小さい子にするように褒めながら、しかし身体はきつくぎゅ、と抱きしめて縫いぐるみの生地の素材を楽しみ、)
(ね、俺は夜好きだけど苦手なんだ。すぐ居なくなっちゃうかもしれないけど、それでいいならおいで。意地悪も悪戯も、しないから。だいじょーぶ。
っとー…居るかー?(僅かな眠気があり乍もふと相手の近くを通ったのか扉を軽くノックすると返事を聞かずに少し扉を開けて中を伺って)
居るよ、(声が聞こえればそれとなく縫いぐるみから身体を離して、少し子供じみた行動を見られてしまったかと顔を顰めれば。「息子の部屋に入るときは返事を聞いてからだぞ、お父さん。」と冗談交じりに付け加え、)
誰が親父だ、誰が…(いきなりの発言に苦笑しつつ安心した様に室内にはいれば先程の縫いぐるみを一瞥して「…俺は可愛かったと思うけど?」と言ってくすっと笑って
...可愛い、(反芻すれば背筋に寒気が走って、身震いし。眉間に微かに皺を寄せれば、「勇ましいとか格好いいとか、色々あるだろう」と異議を申立てながら隣の熊に同意を求めるように、なー、とわざとらしく話しかけ。「あ。そういえばまだ神沢にはしてなかった」と思い出せば、少し手招きして)
熊に抱きついて勇ましいとかかっこいいは似合わないかもなー…(不満そうな相手に仕方なさそうに肩を竦めれば手招きしている相手に首を傾げつつ不思議そう乍も相手の隣に腰掛けて
いくぞ神沢、(せめて勇ましい表情だけでも、と生真面目な顔で相手を見遣り。右手の人差し指を相手に向けて。「こっち向いてほい、」と突拍子もなく言えば、相手が戸惑うのは予想できるのか「あっち向いてほい、のこっち向いてバージョンで、使うと相手と目が合うし色々お得」と説明を入れて、)
…ぷっ、流石小野…色々と思考回路が変わってるよな(一瞬相手の予測通りきょとんとした表情を見せるも説明を受けその意味を理解すると思わず吹き出し、目を細めて頬を緩ませればわしゃわしゃと相手の髪に手を伸ばせば撫で回して
何言って、...こら。髪がくしゃくしゃになる、(相手が吹き出すのを不服そうに見るものの、手が伸ばされれば条件反射で後ずさるように身を引いて。「これって便利なんだぞ。ケンカとかしてても仲直りできたり、遊び感覚だから恥ずかしさを誤魔化しながら視線を合わせたり。」ぴ、ともう一度相手に人差し指を向けながら、慌てて付け加え。)
はいはい分かったって…笑ってごめんな?(慌てて離れて行った相手に困った様子で肩を竦め、眉を下げて微笑めば軽く謝って「急に面白い行動をするのが小野だよなって思ってさ…いつも突拍子も無い事するし」と言って手を戻して
大丈夫だ。お前の笑った顔は好きだから、気にしてない。(相手の様子に緩く首を振りながら言えば、ふと自分の行動を顧みて。「急に面白い行動...?まったく心当たりがないな。神沢は面白いほうが良いのか?」だったら、書店で「真の面白さ」といった類の本でも買って勉強しようと考えたのか、さりげなく尋ねて。)
面白いのは好きだが…お前は天然にそれを行うからいいんだ。見ててなんか和む…。(自覚しておらず首を捻る相手を微笑ましそうに見つめれば穏やかな笑みを浮かべて「…お前はそのままでいいと思う。」と相手の質問に返せば自分の答えに納得したように頷いて
そのままで、?(相手の言葉にしばし考え込むものの結局これといって何をすればいいのか分からずに、相手の言葉をそのまま受け入れて。「つまり、現状維持だな。じゃあ、面白さ以外のを向上させよう。料理の腕、...とか。」と、自分から口にしたものの、料理、という言葉に頬が引きつり。)
そうそう、その人らしい人がいいと思う。(にこ、と笑って相手の様子を眺めれば料理という言葉に思わずくすっと笑ってしまい頷いて「じゃあ…今度の時の夕飯は小野の家に食べに来ようかな、美味しいの期待してお邪魔しよ」と冗談半分に呟いて
なるほど、...無事に料理が机れるかどうかはともかくとして。次に会う口実ができるのは嬉しい、(相手の提案を半ば本気にして頷けば、嬉しそうに目を細めて。何か思いついたのか相手の手をとって、「じゃあ、その時は一緒に作ろう。神沢の食べたいもの、何でもいいから。」と自分でもいい案だと思ったのか、楽しそうに。)
じゃあ最初は出来るだけ簡単なものにしないとな…?(手元の自分の手と相手の手に視線を落として悪戯っぽく笑い、ふと相手の手を取って手の甲に軽く口付けを落として、少しして顔を上げて楽しそうに頬を緩めれば「俺もちょっと突拍子のないこうどうをしてみた…」と言って
簡単なもの...さらだ、とか(どうだろう、と提案する前に相手に予想にもしなかった行動をとられて驚きに目を見開いて。「そういう悪戯を、...神沢。」と相手にぴしゃりと言いじっと見つめれば、ちゅ、と何とも恥ずかしい小さい音を立てて相手の頬に口付け。「突拍子のない悪戯は確かに楽しいものだな、でも今度は悪戯じゃなくて料理を一緒にしような」と約束を取り付けては、「ご馳走様」と口端上げて部屋を後にし、)
(今日も来てくれてありがとう。遅くまで付き合わせて悪かった、次に会う時までに料理は就業しておくな。
ん…、了解、じゃあ俺は簡単なデザートでも持ってこよ(動揺した相手に楽しそうにするもそのすぐ後に相手からの反撃に思わず片目を閉じて。目をパチクリさせるとやられた…、と思って苦笑しつつ肩を竦ませ「どーいたしまして…此方こそ」といって立ち上がり
((/ん…此方こそ遅くまでありがとな、また今度お邪魔した時を楽しみにしとく))
ほんの少しだけ、(部屋に入って寒いのかベットに潜り込めば毛布でぐるぐると身体を包んで。「一緒にお話ししよう。話すだけ、ちゃんと何もしないから」とまだ来ない客人を安心させるように呟き、)
ほんとうに最近は特に、ままならないことが多い。(な、と同意を求めるようにベットからソファに鎮座する熊のヌイグルミに視線を投げ掛けて。今夜はどうにも自分で上手く言葉に表出できないのか、扉を見て手をゆるく広げ、「おいで。来てくれたら、今日一日の間だけ、特別扱いしてあげるよ」と途切れ途切れに眠そうにゆっくりまばたきしながら。)
…お邪魔しても?(大分顔を出していなかったが自分の事を覚えてくれているだろうかと不安になり取り敢えず大きく深呼吸をし覚悟を決めたのか扉をほんの少しだけ開けた所でノックするのを忘れてしまった事に気が付き取り敢えず入ってもいいかを聞こうと中途半端に扉を開けたまま問いかけてみて
(久しぶり。今日こそ会えるかな。
亀レスでよければ、お話しましょう)
大丈夫、おいで。(顔を僅かに覗かせる相手に頬を緩めて手招きすれば、ぴ、とソファを指差して。「近くが苦手ならあっち、寒いならこっち」と布団の上で三角座りをして上から羽織っているだけの毛布を少し捲って。)
(会えた、
ん、ありがと。(ほっと息を吐き此方も相手に微笑んでお礼を言えばそろそろと中に入り指さされたソファと相手の隣を交互に見て自分は人と話すのはあまり得意じゃないためどうしようかと考えるが今日ぐらい積極的に相手と関わってみようと隣に移動し「…ここでもいい?」と念のため確認を取ろうと訪ねて
(うん、良かった。宜しく、)
いいよ、歓迎する。(隣に来てもらえるとは思ってなかったのか嬉しそうに目を細め、相手の肩にも毛布を掛ければ。肩が少し触れるくらいの距離で、相手の顔は気恥ずかしさからか見れないのか視線を逸らし、「少しこのままでもいいだろうか」と肩からほんのり伝わる体温の心地よさから尋ね。)
…別に、大丈夫。(隣に座れば思ったよりも近い距離に居たのかふい、と顔を背ければ相手の問いかけにはこくん、と頷いて。人と近くにいる事なんて殆ど無いからか予想以上の暖かさにふわりと微笑み相手の肩に自分の頭をのせれば「あったかい…」と小さく呟いて
俺、悪い癖があって。(肩にかかる相手の重みについ口を滑らせれば、「寂しくて仕方のないときはこうやって、誰かの体温をすぐに欲しがってしまうんだ」と心底情けないと自覚している表情を浮かべれば、「どうしたものか」とぼやきながら相手の頭をぽんぽん、と撫でて。)
また悪癖が、(突拍子のない事をせずにいつもの部屋に戻れば、ソファに腰かけて。隣に居座る身の丈ほどのやけに大きい熊の縫ぐるみを撫でれば、「寂しくてどうしようもないと、誰かの体温を求めたくなる。お前が人なら、手を繋がせてと頼めるのに。」と戯れに熊の手を握るも、もちろん体温があるわけもなく、)
あったかいのが欲しい、(ソファに腰かけ台所に視線を向けるも、自分の飲みたい珈琲を作ってくれる人などいるわけもなく。肩を竦めて、「絶賛悪癖発動中、誰かいらっしゃい。来ないなら、...もう、ふて寝コース」と扉を見つめてそっと手招きし。)
(亀レス、文章稚拙の二重苦に耐えれる方を募集。
ふて寝たとでも、(ぐでん、とソファの上に寝転がった姿勢で呟いて。鎮座しているやけに大きい熊のヌイグルミに膝枕してもらう態勢のまま、欠伸を堪え。「添い寝する?ふて寝の添い寝」と発音して、音の組み合わせが気に入ったのか何度か繰り返し、)
値踏みしにおいでよ、(黒いソファに腰かけて扉を物憂げに見遣れば重い溜息ついて。眉間に手を伸ばし無意識に寄る皺をほぐすようにすれば、「何でこうも体調が悪いんだろうな、夏だからか」とすぐにでも訂正を要求されそうな台詞を呟けば、成人男性の部屋には似合わない隣に座らせている身の丈程の熊の縫ぐるみにもたれかかって「..だりー」と溢し)
シャワーじゃなくて歯みがきだけ、(ふらりと部屋に戻って来てソファの縫ぐるみに被さるように倒れこみ。「風呂はもう入ったもんな、...生活費がかさむ」と鋭く目を細めてみせれば、時間を持て余したのか熊の上でぐらぐらと揺れ。)
何だ何だオッサンじゃ駄目なのか。若くてぴちぴち子犬系男子がお好みか、(拗ねたように言い遣りながらも尚熊の縫ぐるみの上で左右に振りこのように揺れ続ければ、場所がソファの上と不安定なこともあってか、ついにバランスを崩して床に背中をしたたかに打ち付け僅かに顔を歪め「...痛い、」と少し間を空けやっと口にした感想はさも当然のもので。)
トピック検索 |