小野 平介 2013-04-03 21:19:26 |
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ほんとうに最近は特に、ままならないことが多い。(な、と同意を求めるようにベットからソファに鎮座する熊のヌイグルミに視線を投げ掛けて。今夜はどうにも自分で上手く言葉に表出できないのか、扉を見て手をゆるく広げ、「おいで。来てくれたら、今日一日の間だけ、特別扱いしてあげるよ」と途切れ途切れに眠そうにゆっくりまばたきしながら。)
…お邪魔しても?(大分顔を出していなかったが自分の事を覚えてくれているだろうかと不安になり取り敢えず大きく深呼吸をし覚悟を決めたのか扉をほんの少しだけ開けた所でノックするのを忘れてしまった事に気が付き取り敢えず入ってもいいかを聞こうと中途半端に扉を開けたまま問いかけてみて
(久しぶり。今日こそ会えるかな。
亀レスでよければ、お話しましょう)
大丈夫、おいで。(顔を僅かに覗かせる相手に頬を緩めて手招きすれば、ぴ、とソファを指差して。「近くが苦手ならあっち、寒いならこっち」と布団の上で三角座りをして上から羽織っているだけの毛布を少し捲って。)
(会えた、
ん、ありがと。(ほっと息を吐き此方も相手に微笑んでお礼を言えばそろそろと中に入り指さされたソファと相手の隣を交互に見て自分は人と話すのはあまり得意じゃないためどうしようかと考えるが今日ぐらい積極的に相手と関わってみようと隣に移動し「…ここでもいい?」と念のため確認を取ろうと訪ねて
(うん、良かった。宜しく、)
いいよ、歓迎する。(隣に来てもらえるとは思ってなかったのか嬉しそうに目を細め、相手の肩にも毛布を掛ければ。肩が少し触れるくらいの距離で、相手の顔は気恥ずかしさからか見れないのか視線を逸らし、「少しこのままでもいいだろうか」と肩からほんのり伝わる体温の心地よさから尋ね。)
…別に、大丈夫。(隣に座れば思ったよりも近い距離に居たのかふい、と顔を背ければ相手の問いかけにはこくん、と頷いて。人と近くにいる事なんて殆ど無いからか予想以上の暖かさにふわりと微笑み相手の肩に自分の頭をのせれば「あったかい…」と小さく呟いて
俺、悪い癖があって。(肩にかかる相手の重みについ口を滑らせれば、「寂しくて仕方のないときはこうやって、誰かの体温をすぐに欲しがってしまうんだ」と心底情けないと自覚している表情を浮かべれば、「どうしたものか」とぼやきながら相手の頭をぽんぽん、と撫でて。)
また悪癖が、(突拍子のない事をせずにいつもの部屋に戻れば、ソファに腰かけて。隣に居座る身の丈ほどのやけに大きい熊の縫ぐるみを撫でれば、「寂しくてどうしようもないと、誰かの体温を求めたくなる。お前が人なら、手を繋がせてと頼めるのに。」と戯れに熊の手を握るも、もちろん体温があるわけもなく、)
あったかいのが欲しい、(ソファに腰かけ台所に視線を向けるも、自分の飲みたい珈琲を作ってくれる人などいるわけもなく。肩を竦めて、「絶賛悪癖発動中、誰かいらっしゃい。来ないなら、...もう、ふて寝コース」と扉を見つめてそっと手招きし。)
(亀レス、文章稚拙の二重苦に耐えれる方を募集。
ふて寝たとでも、(ぐでん、とソファの上に寝転がった姿勢で呟いて。鎮座しているやけに大きい熊のヌイグルミに膝枕してもらう態勢のまま、欠伸を堪え。「添い寝する?ふて寝の添い寝」と発音して、音の組み合わせが気に入ったのか何度か繰り返し、)
値踏みしにおいでよ、(黒いソファに腰かけて扉を物憂げに見遣れば重い溜息ついて。眉間に手を伸ばし無意識に寄る皺をほぐすようにすれば、「何でこうも体調が悪いんだろうな、夏だからか」とすぐにでも訂正を要求されそうな台詞を呟けば、成人男性の部屋には似合わない隣に座らせている身の丈程の熊の縫ぐるみにもたれかかって「..だりー」と溢し)
シャワーじゃなくて歯みがきだけ、(ふらりと部屋に戻って来てソファの縫ぐるみに被さるように倒れこみ。「風呂はもう入ったもんな、...生活費がかさむ」と鋭く目を細めてみせれば、時間を持て余したのか熊の上でぐらぐらと揺れ。)
何だ何だオッサンじゃ駄目なのか。若くてぴちぴち子犬系男子がお好みか、(拗ねたように言い遣りながらも尚熊の縫ぐるみの上で左右に振りこのように揺れ続ければ、場所がソファの上と不安定なこともあってか、ついにバランスを崩して床に背中をしたたかに打ち付け僅かに顔を歪め「...痛い、」と少し間を空けやっと口にした感想はさも当然のもので。)
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