お前可愛いから、ついな。 ( 不満そうな相手に苦笑浮かべてはくしゃ、と髪を撫でて遣り。相手に続いて部屋に入ればやはり自分の部屋に落ち着くのかふう、と吐息を漏らしてカバンを床に置き、はしゃぐ相手に頬を弛ませれば「何か飲む?」と尋ねて台所に向かい。ふと自分が家に連れ込んだのが恋人とはいえ高校生ということに今更ながら気付き、眉を寄せて誰かに見られていたらまずいのではないか、と一人悶々と考え始め。 )