銀魂成りきり　　

神楽
あ…そう(顔を引きつらせて言い「可愛がるって良い意味だよね…？」
と相手の顔を覗き込んで「誰でもあんなもん想像したら顔真っ青になるわ」
と独り言のように呟いて「恋愛の好き…？」と聞き返せば暫く考え込み
「まずねェだろ。うん、ねェな」と自分で勝手に決めて
相手が起きて此方を見ているのに気付かずそのまま寝ていて

…(話を流され一瞬悲しい顔をして不機嫌だなと言われれば相手を見て
「あぁ、そうだよ。銀さんご機嫌斜めだよ」と腕を組ながらそう言って
「そう、白くてうまいやつ。」頷き相手の頬をつつきながら言い
「止めて！ちょっ…本気だよね！？」と慌てて手を振り払おうとし
「一生神楽の頭を撫でてやれなくなるけど良いのか！？」と叫び
尊敬の目で見られ「あぁ、そうだ」と薄く微笑んでみて
「だから神楽に抱きついた。」と答えを述べ抱き付かれれば抱き締め返し
「この際恥ずかしいとかもう関係ねェだろ」と相手の首筋に己の顔を埋め

いやいや、わかれよ！(ｶﾞｯと相手の肩を掴むと相手の顔をｼﾞｰｯと見詰めて
「いや、確かに言ったからね」うんうんと頷きながらそう言って
肩に手をおかれれば払い除けて「年寄り扱いすんじゃねェよ！」と怒鳴り
姿勢をよくすると「俺が鬼な！捕まればお仕置きィ」と急に言い出し
「いーち…」と数えだして数えてる間に体操をしていて
「渡らねぇよ！しかも逝かねーよ！」と勢いよくツッコんで

良いだろー別に…(と半眼で相手を見めんどくさそうに言って
相手の独り言を聞けば何も言わずﾆﾔﾆﾔと嬉しそうに笑って
お面を見ると「どっから持って来たんだよ！それ！」とツッコミ

……(えー…と言う風に相手を見て諦めたのか再びソファーに寝転び
「この目は必要な時にｷﾗｷﾗと輝きを得るんだよ」と人差し指を立てながら言い
ﾎﾟｶｰﾝと固まった相手を見るとｸｽｯと笑い微笑んで帰ろうとしたが
袖を握られ帰れなく、袖を握られている事に気付き振り向かずに
顔を横に向け目で相手を見て「……」と黙って相手が何か言うのを待ち
「これは自然に治るからいいんだよ」と撫で続けて

そうか…(ｸｽｸｽと笑い相手の膝に己の頭を乗せられれば顔を赤くして
「………」と言葉を失い頭を撫でられれば更に顔を赤くして撫で受けし