トピ主 2013-03-20 17:20:52 |
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志々雄 真実
>ザンユ
(何処か生きる気力を失う様な相手の呟きを聴いて暫し黙り、相手の肩を支えながら力の入らないのであろう相手の深傷(ふかで)を計ってそれ以上は何も言わないものの、ぐったりと気を失う様な相手には歩みながら力の加減を変え。恐らく隣で聴こえていないだろうが此方は顔を正面へ向いた儘、目を伏せる相手に話し掛けるよう出てきた涼風に声を乗せ)
……、…違うな。
……それだけの傷を負って、コイツと刺し違えてでも、お前は
この国を守った。
………、……。
お前のした事は、この国の史実には残らねェかもしれんが…
……俺が覚えておいてやる。
(相手が今回の事態を告げてくれなければ恐らく今の此の国の体制では侵略を防げなかった事、自分の身さえと呟いた相手には、それだけ相手が身をもって国から派遣された部隊の暴略を防ぎ、この国を守ってくれた事は事実であり。それは是非が何でも、肯定出来ぬとばかり相手へ少し笑みを浮かべながら相手のした事を尊重し。鬱蒼とした木々の拓(ひら)けた場所へ抜けるなり、下方の山麓へ朝陽と層雲が蔓延っており、霧の匂いと清々しく澄んだ天空(そら)に鳶の鳴声、果てなく続く雲海の景観を臨むと相手を肩で支えながら立ち止まり)
………、見えてるか、
ザンユ
……お前が守ったこの国の景色だ。
……、……。
……一度しか言わねぇが、
、感謝する。
>(/ザンユ様。テストお疲れ様でございました。おかえりなさい。息子様(ザンユ)も奮闘して頑張られましたし、テストでは良い点がとれていますように…。)
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