...嗚呼、悪ィ。(強く引っ張り過ぎただろうか。横目で見据えれば足元を浮かせる相手。其の光景に多少ながら驚くも表情は張り付けられた様に変わらぬ侭。「. ふ-ん、悪魔ね。 まァ、あんた自身がそう言ってんならそうなんだろ。」疑問符付けながら相手見据える。其の口元は微かにだが上に上がる。「. 其の格好の侭、何処行くつもりだよ。」逃げようとする相手の腕再度掴めば言葉述べる。