匿名 2013-03-14 05:42:21 |
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私は何か見える系の軽い中2だった。
見えると言う事に真実味を持たせる為に幽霊や心霊系の事を調べまくって怖がりの友達に「そういう風に怖がってると幽霊と波長があって気に入られる(とりつかれる)よ。」とか言いながら「まぁ科学的に言えば幽霊なんて~で~だから幻覚の一種だよ。私は強いて幽霊はいると信じたいけどね。」なんて言ってたらだんだん私に本当に幽霊が見えると言う説が浮上していたらしく、同時にオカルト博士で心理学にも詳しいと学年中に触れ回った奴がいたらしく、徐々に「ここには幽霊いる?」「なにか怖い話知らない?」「先輩にこの間の怖い話話して」等と言われはじめ、僅か一年で稲川淳二的ポジションを獲得してしまった。コミュ障拗らせた系女子の私には恐怖を相手に伝えると言う話し方をしなければいけないと言う事が馬に引き摺られて家の周り十週すると言う拷問より辛く感じ、それ以来目立たない様に過ごすと心に誓ったし、さりげなく何か見える事を周りに印象付けると言う当初の目的が光の速さで崩壊してしまった。
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