まぁーね(うんうんと頷き、「俺が大人って言ったら、抱っこはしなくなっちゃうな…」と考えて
ふふっ(嬉しそうに微笑んで「お兄ちゃん…?」黙った相手を不安そうに見詰めて)
耳触っていい?そうしたら、口の痛みも治るかもしれないなー(とニヤっとしながら言って、「じぁ…子供だな」抱っこしたまま
マジー?(残念そうにして、「子供なら抱っこできるしな」クスッと笑い
そっかぁ、なら、やらないよ(素直に諦めて、「抱っこを嫌いになる事は一生ないの?」見つめて
うん、お約束ね?(恐る恐る見詰めて「お兄ちゃんがね、抱っこ嫌いになったら」見詰めて)
うん、約束(素直に頷いて、「嫌いになる事はないけど」ニコッと微笑んで
お利口さん(微笑んで「じゃあ嫌いにならなぁい」笑顔で言って)
へーへー(「子供扱いしてるな〜」と心の中で思い、「ふーん、そっかっ」なるほどと言った顔で
えらい、えらい(嬉しそうに撫で続け「うん」微笑んで)
くっ〜(頭を下げ撫で受けて、「…しーっ…なんか聞こえない?」人差し指を立てて、耳をすまし
なぁに?(撫でながら見詰めて「聞こえない」怖がりながら耳をふさいで大きな声で)
撫でられる事なんてないからさー(クスッと笑いながら、「…ほら、なんか聞こえるって…どん…どん…って」耳をすましたまま
うーん…まぁ…ね(見つめ返して、「…聞こえなくなったな…」と辺りを見回して
やったぁ(笑顔で「最初から聞こえない」耳をふさいで)
でも、撫でるほうが好きだな(頭の上に手を置いて、「それは、耳ふさいでるからじゃないか?俺は聞こえたよ…」首を傾げ見つめて
やってぇ(頭を見詰めて「怖い事言わないで」抱き着いて)
よーし(頭を優しく撫でて、「言わない言わない…」と呟いて、「…幸乃の部屋から聞こえたな…」と心の中で思い
ありがとう(嬉しそうに微笑んで「んーっ」抱き着いて)
相変わらず、髪さらさらだな(髪を撫でながら、「よしよし」抱きしめて
お兄ちゃんに誉められるように(微笑んで「今日も一緒に寝る」抱き着いて)
なるほど〜(頭を撫で続けて、「…いいけどー…どこで寝る?」抱きしめたまま
うん(嬉しそうに微笑んで「お兄ちゃんと一緒だったら何処でもいい」抱き着いて)
さらさら〜(髪を触りながら、「じぁ…俺の部屋で寝るか?」と言って、「幸乃の部屋はヤバイかもしれないからな…」と思い
やったぁ(嬉しそうに「良いの…?いっつも幸乃のお部屋だから幸乃のお部屋だと思った」不思議そうに見詰めて)
んふっ(久しぶりに口癖を真似して、「い…いいよ、たまには〜…な」とやや焦りながら言って
あ…(見詰めて「どうしたの?」不思議そうに見詰めて)
ん?(知らんぷりして、「なんでもない、もう寝るか?」見つめて
真似したでしょ(怖い顔を真似して「寝る」抱き着いて)
してないしてない、気のせいだよ(ニコリと微笑んで、「じぁ、行こう」抱っこしたまま、幸乃の部屋をチラッと見ながらも、自分の部屋に向かい
んふっ(無意識に言って、部屋に入って「じぁ…寝よう」一緒に布団に入り、電気を消して
あぁ…(プイっと顔を背け「おやすみなさい」目を閉じて)
え!?なんで?(無意識だったため気付いておらず、「おやすみ…」目を閉じ、眠りにつき
…俺が?…なら、ごめん(謝って、「……」寝ながら、手を頭の上に置いて
許してあげる(微笑んで「ん……?」目を薄く開いて)
完全に無意識だったな(上を向いて、「すぅーすぅー」そのまま寝ている
ただいまっと…
(散歩から帰って来て疲れた様子で家に入ってきて