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No.2
by 和 2013-03-02 21:21:23
(/スタスカより、錫也と月子です。
「なあ、いい加減にやめないか。」
「わたしを止めるの、?すずや、」
彼をじい、と見構えると、彼は視線を逸らす。そうか、そうだね、汚れてしまったわたしは、誰よりも醜い、だから、あなたは視線さえも合わせてくれない、なんで、私が悪いの、あの人が悪いんだよ、とか、罪をなすりつけるから、だね。こわいの、一人が、誰も助けてくれない闇が。
「もう、いい加減にしろ。」
じゃあ、錫也、わたしを受け止めて、抱きしめて、暖めてよ。
(拒絶される存在はいつまでも)