…可愛いな、桜木は。(不意に近づいた距離、やがて己の唇に柔らかなそれが触れて。背伸びをしての口付けに愛おしさが溢れ、瞳細めて率直な気持ちを溢しては髪を撫でながら額に唇落とし。本気で話したくなくなる上、相手の自宅近くでこれ以上は不味いと、「じゃあ明日の放課後、予約」とくすりと笑って、相手を見送ろうと)