僕は、来夏。 ― (苗字まで教えたら、相手に気付かれてしまうだろう、 ― 其の一年前、 ―。 相手に片思いきりだったのを思い出せば脳裏に過る、。 ありがと、 (相手の手からカイロを受け取れば多少あいての手に触れてしまう、 ―。 其のためか、カイロのせいか分からないが顔が紅潮して、