小説書いていってください!

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miru  2012-08-13 02:13:02 
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トピ名通りです。
ご自由に書いてください!^^

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  • No.19 by 蒼山  2012-12-29 13:38:49 

「……おいセータ。何してんだよ?」
俺はドアに向かって話しかけた。

「勉強。入って来いよ。」
ドアの向こうから、セータの声がした。

セータに返事するかわりに、ドアを開けた。
部屋の中には、机にかじりつくようにして座っているセータ。

「また勉強か?」
俺は半ば呆れながら言った。

「まあね。クラスの平均点を上げてるのは僕だから。」
セータは得意そうだった。

「下げてんのは俺だけどな。」
俺は苦笑しながら言った。

セータが突然振り向いて、俺の顔をじっと見た。

「……何だよ?」
俺は不機嫌そうに言ったけど、内心嫌ではなかった。
セータの事は嫌いじゃないからだ。
小さい頃から付き合いがあって、寧ろ好きかもしれない。
……気持ち悪い意味ではなく。

「ハルキ。」
セータが俺の名前を呼んだ。

「だから何だよセータ。」

「セータじゃない。清太だ。」

「俺もユウキだけどハルキじゃない。悠貴だ。」

「悠はハルカとも読むじゃん。」

「どうでもいい。」
俺は食い気味に言った。
早く本題に戻りたかった。

「何急いでるんだよ。」
鋭いセータは、俺が急いでいる事に気付いたらしい。

「何で俺の顔ガン見してるんだよ。」

「いやイケメンだなと思って。」

「嘘だろ秀才美少年。」

「割とマジだよイケメン君。」

「……何だこの気持ち悪いやりとり。」

セータと同時に吹き出して、それから暫く大笑いした。

……この時俺たちはまだ知らなかった。
この会話を、聞いてる奴が居たことを。

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