ゼロ 2012-08-12 16:50:55 |
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>緑目
いやー、実際販売されてたらしいけどね…、見たら食う気失せると思うよ…
『第五話』訓練2
俺は次の訓練をするため訓練場に向かうエレベーターに乗っていた。今はナナが訓練場を使っているが合同訓練らしい。エレベーターが訓練場についたベルを鳴らした。ドアが開くと、そこにはにダミーアラガミと戦っているナナが居た。
「あ、ナギサー、合同訓練らしいね、よろしくー」
「あぁ、よろしく」
そう言うと、俺は出てきたダミーアラガミと戦い始めた。
「ナナはハンマー使いなんだな」
ある程度時間が経ち、ダミーアラガミも少なくなってきた頃、背中を向けたまま何気なく問いかけてみた。
「そうだねー、これが一番しっくりくるんだよねー」
ナナがアラガミをハンマーで殴りながら返してきた。華奢な体なのにハンマーだなんて、似合うのか似合わないのか…
「あー、今失礼なこと考えてたでしょー?」
「い、いや別に…」
なかなかに鋭い。
「二人共、聞こえるか」
場内にアナウンスが流れた。ジュリウスだ。
「はーい、聞こえますよー」
「こっちも聞こえてる」
「そうか、それでは神機のもう一つの形態について説明する。『装甲形態』だ、これは剣形態からしか変形できない、もしアラガミの攻撃を避けきれないと思ったら、これを使うといい。あともう一つ、最後の形態だ。『捕食形態』という形態だ。丁度いい、ダミーアラガミに神機を真っ直ぐ向けてみろ」
俺とナナはダミーアラガミに神機を向けた。すると、神機の柄から先が何か化物の頭のようなものが変わった。
「それは倒したアラガミを捕食してコアを回収する形態だ、アラガミからコアを回収しないと何度でも再生するぞ。また、生きたままのアラガミから捕食した場合、アラガミバレットと言って銃形態で使えるバレットが入手できる」
俺とナナは早速倒れたダミーアラガミから捕食した。すると体の中から何かが満たされた感じがした。
「これで訓練は終了だ。二人共上がっていいぞ」
そのアナウンスが流れると俺とナナはハイタッチした。
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