ゼロ 2012-08-12 16:50:55 |
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「タイトル」修羅の道
「第○話」第10話
「サブタイトル」新たなる武人!木山&虎山!
「内容」
「よし、準備はいいか?」
「いつでもいいぜ…」
何やら真剣な表情で何かを確かめ合う光星と紅野。
「いくぞ…最初はグッ!ジャンケンポン!」
どちらもグーを出し、あいこ。
「次からは男気ジャンケンな」
「OK」
深呼吸をし、備える。
「男気ジャンケンジャンケンポン!」
勝ったのは光星だ。
「いよっし!」
「あ、でも勝ったら後攻だぞ」
「ノーッ!」
「な、何やってんだテメーら」
「たたいて受けてジャンケンポン」
「…どんだけジャンケンするつもりだ、お前ら…!」
呆れた目で見つめるクロード。
「よし、始めるぞ」
普通だったらヘルメットとピコピコハンマーを使うのだが…
ヘルメットはなしで、ピコピコハンマーの代わりに使うのは、
刀、だった。
「おいおいおい待て待て待て!!」
「何だよ?」
「何だよじゃねーよ!何コレ!?コレ何!?殺し合いじゃねーか!」
誰がどう見ても殺し合いにしか見えないこの遊戯を、
「これが修羅の世界式たたいてかぶってジャンケンポン!だ!」
と、言う光星。
「かぶってねーだろ!」
「ヘルメットの代わりに素手を使うんだよ!ほら、見とけ」
「たたいてかぶってジャンケンポン!」
光星が負けて紅野が刀を振り下ろす。…殺気丸出しの表情で。
「おい!ちょっと待っ…!」
バシィィィィィ…!
光星は間一髪、受け止めた。
「な?なかなかスリルのある遊びだろ…?」
「汗ダラダラじゃねーか!見たか、刀振り下ろす時の紅野の顔!殺人鬼だぞ!
いかにも『お前を…殺す』って顔してたぞ!イタチ殺すときのサスケの顔だぞ!」
クロードはそう言ったあと、「早死にするな、コイツら」と思った。
確かにこの遊びをつづければいつかは死ぬ。
と、そこに、
「あーダメダメ、刀振り下ろすならもう少し殺気だった顔しないと」
見知らぬ男が一人。
「おお…そうか?ならもう一度」
「や、やややややらなくていい」
首をぶんぶん振って否定するクロード。
「ていうか、誰だよお前!」
「ん?俺か?俺は木山高行。よろしく」
「たかゆき…?どんな字書くんだ?」
「仕方ねーな。教えてやろう」
刀を抜き、切っ先で地面に字を書く。
「いいか?高いって字に行くって字だ。覚えとけ」
「ん?木山って確か…」
言い終わる前に、斬撃が紅野を襲っていた。
「おおおっ!?」
「チッ…かすっただけか…」
紅野はこめかみのあたりから血を流していた。
「あっ!てめー不意打ちとは卑怯だ…」
「うるせえ!」
今度は、光星の後ろから、斬撃が。
「うああっ!」
「光星!」
間一髪、躱す。
「やっぱり…お前ら木山と虎山のコンビだな!?」
土煙の中から人が姿を現す。
「フフフ…ご名答。そうだ、俺たちは…『木虎』のコンビさ!」
「ルーキーが来たっていうからどんなやつかと思ったが…大したことねえな」
「!! 光星は!?」
クロードが異変に気づき、周囲を見回す。
「ククク…あの餓鬼なら穴ん中でもがいてるよ」
見ると、さっき虎山が斬ったところに穴ができており、その中に
光星がいた。…土に埋もれて。
「ぐッ…!くっそ、何だこの砂!?お、重い…!」
「修羅の世界の砂は現実世界の砂よりも重いんだ。どうだ?抜け出せないだろう?」
「ぐううッ!」
「ハハハ…!そらよ」
虎山がさらに砂をかける。すると、光星の姿は完全に見えなくなった。
「ああ…!光星!」
「あれは『土牢』…!奴らの得意技だ…!」
「ククク、どうする?早くしないとこのガキャア窒息死するぜ…?
そうなれば修羅の世界の笑いものだ!ハハハハハハ!!」
「…ッ!この…」
「おさえろ、クロード」
今にも飛び出しそうなクロードを手で制する紅野。
「アイツらを俺たちがさっさと倒して光星を助けりゃいいだけの話だ」
「そうだな…よし、いくぜ!」
「ふははは!こぉい!」
次回に続く!
修羅の世界日記
「お、光星、ちゃんと書いてるみたいだな。どれどれ…」
『荒川大輝との戦い』
俺が武人としてちゃんとした戦いができた相手だった。
だけど、服のセンスはダサいし、アホだし、間抜けだし、とても
俺に釣り合う相手じゃなかったと思う。
いいところは負けず嫌いなところしかない。今度来たら卵でもぶつけようと思う。
「…なんてヤローだ。反省じゃないな、これは悪口だな」
「殺す…!!!」
「聞いてたのね(汗)」
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