【SIREN】ホラー作品でなり茶【歪アリ】

>宮田

…そもそもヒトを入れるって前提からおかしいけどな。例えいくら快適になったって、もう狭いところに大人しく押し込められてやる気なんてないぞ。
(胡散臭い笑顔を訝しそうに見つめ返しつつ、相手の中ではもうとっくの昔にクリア済みらしい前提条件について小さくツッコみ。それに万が一自分が入れるようなポケットが存在したとして、そこに素直に収まっているかどうかは別の話だと若干拗ねた様子で。)

あいつのことを思ってやってるのは亜矢子だけだから。亭主関白でも気取ってるんじゃないか？男だったら代わりはいくらでもいるのにね。
…美奈。確か、お前のところの看護師だったか。ふーん…宮田と美奈は色違いで、私と恭也は柄違い…。
(傍から見れば非常に迷惑なカップルだが、姉が神代の婿養子としてではなく、一人の人間として義兄を愛しているのは事実。彼はそんな気持ちに甘え、せめて姉の前だけではふんぞり返っているのだろうと推測を立てれば、身内のことだからかきつい物言いと共に嘲笑めいて口の端を歪め。また、そろそろとヘッドフォンを頭から抜こうとしていると、相手が告げた名前に引っ掛かりを覚えその手を止めて。顔を合わせた経験はないもののその女性と相手の関係は知っていた。その発言を受け、二組の男女がそれぞれマフラーとヘッドフォンを身に着けている姿を思い浮かべてみる。同じアイテムを揃いで持っているのは共通していても、色のみが違ったマフラーの方がペアルックであると分かり易く、ヘッドフォンは形が似通っているとはいえぱっと見分からない。これはお互いを思い合っていることははっきりしていても、恋人かどうかは未だ不明な自分達二人にお似合いかもしれない、と思い直すと「宮田。私、恭也とペアルック頑張る。」と再びヘッドフォンを装着し、ぎゅっと拳を握って。)

(/私は全然構いませんよー。確かに主様がいらっしゃらない現状、本参加メンバーとしてご新規さんを案内して下さった宮田先生本体様をお二人も頼りにしておられると思います。勿論私もです！)