【SIREN】ホラー作品でなり茶【歪アリ】

>宮田

大きく出たな。じゃあさっそく。そんなこと言うとなかなか笑わないぞ？
(突然現れた面白宣言に面食らい身構えると、居住まいを正してすぐさま何らかの行動を乞い。頬を両手で挟んで口角が持ち上がるのを防ごうとしつつ、自分とケルブの視界を行ったり来たりしながら様子を伺う。)

あれは…もう、死んでも治らない。亜矢子もどこが良かったんだか。ま、お似合いだけどな。
ふーん、ペアルック。英語か。――…可愛い。
(同じく遠い目をして義兄に思いを馳せれば、屍人になってもやたら大きい態度は相変わらずだったことが蘇る。同じくらい気位の高い姉は彼の気を引こうと躍起になっていたが、巻き込まれただけの自分にはただただ迷惑だった、と乾いた笑いで似た物夫婦を一蹴してまたチョコを口へと。次いで手の中へ運ばれた軽い何かの感触を確かめつつ、聞いたことのない名詞を復唱してみる。そのカタカナらしい響きから英語であるのは察したものの、まともな教育も受けてこなかった為に綴りも用法もわからない。しかし傍で覗き込むケルブの目を通せば、そのヘッドフォンが魅力的であるという事実は十分に伝わった。思わず顔を綻ばせ、様々な角度から眺めまわした後にそっと頭へ嵌めてみる。相手の目を借り自身を客観視しながら「これで…恭也と、ペアルック？」とそちらを見上げて首を傾げ。)


(/屍人口密度が凄そうですね…！赤い水でびちゃびちゃになって自分まで屍人化してしまうのでは/ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ/宮田先生は普通のおーい！となんかふうぇ～い↑みたいな変わった声のやつがありましたね。それぞれ性格が表れてて私も好きです。ぐぬぬ…悔しい。でも元々一人で楽しむものだと仰っていましたし、ご無理を申し上げてしまってすみません。)


>沙子

…勘のいいやつ。ますますこの村にいると狙われるだろうけど、これ以上言っても無駄かもね。――そう。もうすぐ私は神の花嫁として、何だかよくわからないやつに捧げられる…。だけど、そんなの絶対嫌。家の面子とか体裁とか、全部どうでもいい。そんなもの大事にしてるやつらは、皆いなくなればいい。
(掴みどころのなく同じ年頃の少女だとは思えない雰囲気を纏う相手が、あまりにも鋭く正解を突いてきた為に暫し声を失う。その後短く吐き捨てるように遠回しに正解だと伝え、自嘲気味な笑みを浮かべては曲げた膝に頬杖つき、詳細を語り始めて。しかし後ろにいくに連れ、今度は怒りが湧いてきたのか憎々しげな表情へと変わっていく。いなくなればいいと言い終えた後には強く下唇を噛んで。)


(/異界はサイレンが鳴らなかったり、津波に飲みこまれなくてもふらーっと入れちゃうケースもあるみたいなので、そこは大丈夫なのですが、本編に時系列を合わせると、守られたり連れ攫われたりで美耶子がずっと第三者と一緒なんです。勿論沙子ちゃんと二人で行動を共にしたifの物語としてお話を進めることもできますが、原作沿いだと結構壮大になっちゃいそうだなぁと。もしくは本編が終わり屍人が全滅させられた異界の村に迷い込む沙子ちゃんと、既に幽体の美耶子の会話とかもアリですかね。長々とすみません。異変数日前、通常の羽生蛇村での流れのままで大丈夫ですか？)


>ハンク

――！……あ、いた。こいつだ。
(晴れて自由の身となった記念に盲導犬ケルブと二人連れだって街へとやってきたものの、特に目的地はなく、当て所なくぶらついている。しかし村どころかまともに家から出ることすらままならなかった自分からすれば何もかもが目新しく、その街並みから通る車、人の姿まで、ありとあらゆる生物の目を借り眺め回していれば、その視界の一つに妙な独り言が混ざっているのに気がつく。ミッションという平凡な日常からは遠く思える響きに関心をそそられその持ち主を探すと、そう時間もかからず相手の姿を特定でき、今まさに自分の傍を通り抜けようとしている衝撃についつい声を上げてしまい。)


(/初めまして！現在同じく仮参加中の、ゲーム「SIREN」から神代美耶子を動かしている者です。これから宜しくお願いします。ちょっと特殊な設定を持ったキャラなので、ご挨拶と一緒に説明させて下さい。上記のロルでももう使用しましたが、美耶子は生まれつき盲目で、“視界ジャック”という生物の視界を盗み見る能力を使って動いています。普段は主にケルブという犬の視界を利用していますが、目がある生き物なら何でも対象で、おまけで聞いている音も感じられます。分かり辛いようでしたら、お手数ですが視界ジャック等で検索して頂けると助かります…。長々と申し訳ありません。)